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【戯言】境遇とやら

子供から、宿題見て!と来る。
夏休み後半恒例のこと。


つくづく思うのですが、現代の子供の境遇は恵まれていると感じる。
戦前生まれの親父も自分におんなじこと思ってたのかな?
何もない時代に生まれ育ってきているから、物に溢れた青春時代を送ってきた自分をどこかで羨んだのかもしれない。
文句やわがまま沢山言ったな…
今更ながら、ごめんなさい。

何故境遇が恵まれていると感じるのか

「広い世界」をみれるから。これに尽きると思います。
インターネットの普及が大きく帰依している。

わからないこと、欲しい情報を世界規模で得ることができる。
多様な価値観を学ぶことができる。

なんて素敵なことか…

弊害としては情報の取捨選択が必要になってくること。沢山あるから、その見極めが大変なことでしょう。
また、それだけでは『表面上』の情報に陥る可能性がある。物事の本質を見誤ったり、情報を鵜呑みにしてしまうことがその顕著たる部分かな?
信じることも大切だけど、裏取りも肝要。
違った媒体の異なったデータを照らし合わせて考察する。
あまりコンコンと言うと自由な発想や柔軟さが削がれてしまうため、子供のことは、サラッと投げかけだけして、後は黙って見守る。

もしインターネットで補えなくなるようなら…と読書も薦めてる。
本の世界は、インターネットよりも広く感じるからでしょう。
子供は、小学校2年くらいから宗田治さんの本を読み始めてから読書の虜となる。

そういや、2年くらい前に映画化もまたされてましたね。





でもやっぱり元祖が好きです。

元祖のモデルとなったのは、当時の仙台にあったとある大学キャンパスのようです。

今は、子供がハマってるのは伊坂幸太郎さんかな?


読書感想文は、『ゴールデンスランバー』と迷ったようですが、結局『オー!ファザー』にするようです。
また、先日文庫本を購入したようで、逆に読むように薦められました。


インターネットにせよ、本にせよ、今ある境遇から子供の世界が少しでも広がれば良いな、と思います。





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