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戦う舞台は選べる。

日経クロストレンドのこの記事は、放送局……特に地方テレビ局の皆さんはかなりお読みになったのではないか。いよいよ地方から「テレビの危機」が具体化し始めた!と思われたかもしれない。

テレビ朝日HDの提案は、地方局を中継局や支局水準に置くということだろうか。平成新局(この言い方も久しぶりだな。今も使うのかな?)の多い同系列はキー局が支えるにも限界が低いのだろう。

この記事中のUber Eatsの件は別の記事でも書かれていたけれど、東名阪福札が投下エリアの限界で、広仙すらネットスポットから溢れるとなれば、ラジオのネットスポットは更に厳しいことは想像に難くない。ではローカルラジオ局がどうやって生き残るかと考えると「地場企業の全国進出を支えるradikoオーディオアドの取り扱い」があるなと思う。radikoでキー局になるのだ。

radikoオーディオアドはCPMこそ高いけれどグロス予算が低く抑えられて、かつKPIで管理しやすい。またradikoの一元管理で局サイドの作業負荷が低い点も有利だ。時間取りや放送確認書を全局分揃える必要もない。休止・移動連絡書も無い。そしてネットワークCMの局間手数料より料率が高い。代理店手数料は局によってはradikoの方が低くなるけれど、手間の少なさは広告会社にとっても福音だろう。なんならリマーケティングのバナー出稿まで獲って、広告主のデジタル予算に食い込むことも期待できる。
この論旨については、シンプルな補助線としてこの記事を。
軟調な市況にあっても伸びていて、かつシェアも大きいインターネット広告こそが、単純にいちばん予算を獲得しやすい領域だ。その点からも、radikoオーディオアドを売ることは合理的と云える。

どの地域にも全国進出している企業や、それに近い段階にいる企業はある。ただその数は限定的だから、早めに攻めた局が果実を得られるはずだ。radikoオーディオアドに「自社のスポットより利益率が低い」とか、「ライバル局にもCMが流れてしまう」みたいなネガティブなことを言い続けていると、気づいたときには手遅れになりかねない。

最後に営業を。
ラジオ局の皆さま、もしスポンサー直でセールスするのなら、弊社を代理店にしていただければプレゼンなどは全面的に支援します。独立系では割と実績豊富な方だと思うのでお声掛けください。
そして勿論広告主の皆さまは、radikoオーディオアドをご検討の際は弊社にご相談ください。中立的な立場で、最も効率的なご出稿をサポートいたします。音声でのコミュニケーション活動は、専門の株式会社SEVENにお任せください。


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