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株式会社RevCommを退職します

どうも小島です。

退職をすることになりました。この記事を書いていたときは、まさか近いうちに退職をするなどとは思っていなかったので本当にびっくりしています。

スタートアップなので当然、色々と課題のある環境でしたが、僕はそれを楽しむ人でした。いつまでも歯を食いしばって頑張れるかと思っていたのですが、諸事情でその決意が揺らいでそのまま退職をする運びとなりました。

課題感の見立てはすでにあったんですが、結局その見立てがあってもなにもできずに最終出社を迎えてしまいました。自分の無力さを感じるこの頃です。

どんなことをしたか

開発者として

もともと前職までは受託開発をやっていて、RevCommで(ほぼ)初めてSaaSの開発を経験しました。小さいシステムやAIモデルを作ったりというような、Webバックエンド開発みたいなのは初めての経験でした。

そこからRevCommに入ってSaaSの開発に初めて携わりました。最初のうちはCloudWatchとかDatadogってなんや、Redashってなんや色々なものが初めてで戸惑いましたが、いまやどれも空気のように使っています。

特にクラウドを使った開発の現場に入れたのはとても良い経験でした。今となってはほぼ未経験だった自分を想像することさえできません。今では当たり前のように、何かを開発するときにいちいちアプリケーションのサーバーなど立てず、LambdaとかBatchとかSQSとかを使って開発できないかと考えています。

最終出社直前までAWSのIAM policyをTerraformで定義してapplyして……などとやっていました。いかにして最小の権限設定で動作させるかは中毒性があるゲームのように感じます。

僕が途中までにしろ作ったものが、何らかの形で作成者の僕がいなくなっても役に立ってくれることを祈ります。

技術広報として

技術広報として仕事をしたりもしました。

目に見える活動としてはテックブログの運営をやったり、コラボイベントを実現したりしていました。

まだまだRevCommの技術組織の、ひいては事業のPRも道半ばだと思いますが、とりあえずなにかを始めることと、そしてどんな形であれ継続することまでは実現できたかなと思います。

自社サービス開発を経験して

事業の話をすると、BtoBのSaaSは面白いなといまも思っています。技術者だけでも不十分だし、プロダクトだけでも不十分だし、営業だけでも不十分というのが面白いですね。月並みですが、全社一丸とならないといけない部分に面白みを感じます。

また、やっぱり自分はスタートアップが好きだなと思うようになりました。今後もなんらかの形でスタートアップに関わっていきたいかもしれないなぁと漠然と考えています。

今後について

最終出社はすでに終わっており、1月31日までは有給消化期間。2月1日からの予定は特にありません。

なんか謎の縁があってスタートアップ、というか起業家個人(?)の手伝いをのんびりしていたりします。

今後どうなるかはあまり自分も深く考えていません。大学院を休学したとき以来の無計画さです。

転職活動をしていますが、あんまり2月1日から働きたいとは思っていません。なのでしばらく本当に休憩かもしれませんね。沖縄に観光にでも行こうかな、なんてわりと確度高く思っていたりします。

最後になりましたが、社内外の本当にいろいろな方にお世話になりました。感謝してもしきれません。ありがとうございました。

僕は、自分の人生の一部をこの会社のために使えたことを誇りに思います。次の仕事でも、同じように感じられたらなと思います。

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