アメリカNYで熱燗カルチャーに火を入れる
私の自己紹介
私は他力本願でめんどくさがり屋で
一石二鳥が好きな人間。
そんな私の性分からは想像もできない現在をすごしています。
毎月イベントをやり、双葉町での活動をして、お店の営業、仕込み、打合せなどなど。
もちろん性格は変えられない部分は誰しもあると思いますが、
そこを超えていくような、「自分の中にある熱が自分を動かす」ことはあると思います。
今回は、そんな私が『OKAN LOVER』の活動としてニューヨークへ行った話です。
「日本の熱燗カルチャーを世界に広めたい」
現地で体当たりして、熱燗のもつ可能性を体感したい。そんな勢いと思いに共感してくれる仲間とともにニューヨークへ足を踏み入れました。
はじまりの合図が鳴った
何をお伝えしたかったかと言うと、
私みたいな人間でも何でも出来ると言うこと。
やりたくない事と言うかめんどくさい事の時に
感情の分離でみんなやっているのは一緒だし、
現状をキープするのも、
行動に移して新しいことを開拓するのも、
結局どちらも「やりたくない・めんどくさい」という感情はきっとどこかのタイミングで起こるので、
結局は行動した方が一石二鳥感がある、多分ある。
世界が変わる瞬間
以前あるイベントでお茶を飲んで、
そのお茶が導いてくれた世界に触れて「人間から離脱した瞬間」がありました。
その瞬間から私の世界が変わった。
「食物連鎖のトップにいる」とか言う人がいるが何でもない、人間は特別な存在なんかではなく、そこら辺の草木と何も変わらない。
野球やサッカースポーツが特に人もいれば歌が上手い人だったり、色んな人種が多種多様に各々の思いを伝えたり感情や行動が交差したりする。
人類という世界だけの話で何でもないのだと気付けた事が自分のマインドを変えた、熱燗や料理の底辺のロジカルが変わった。
利己的自己欲求の表現から利他的自己欲求の表現になってから
美味しいモノや熱燗を美味く付けるとか料理している感覚や熱燗付けている感覚などあまり無くて、「表現」したいと思う様になりました。
綺麗な盛付けや完璧な熱燗を求めるので無く、グルーヴ感が大事だと気付いた。
全然上手じゃなくて良くて、
綺麗でも無くて良くて、
もっと大事なコトがある。
「もっと大事なコト」を表現するに当たって、
私は熱燗や料理で表現する。
表現するには生産者さんの存在がとても大事だと考えていて、素晴らしい生産者さんたちが居るから表現出来る。
自分が何なんかと言われれば何でも無い人なんですが、自分の行動が何か変わるきっかけになるなら行動してみればいい、なんでも無いんでw
どこに行っても人間は一緒である。
みんな共通した感情があり喜びや楽しみはある。
各国の言語を覚える気が無い。
#アホすぎる
#話せなくてむっちゃドキマギしてました
だけどそれは、わたしが言語を超えるモノで表現したいからなんだと改めて思う。
僕は昔からweezerというバンドの演奏とメロディが好きなんですが、彼らの歌詞の内容は知らない、知ったらもっと好きになると思うけれどw
異国の人をファンにしてしまう彼らは言葉を伝えようとしてない。彼らなりのカルチャーを伝えたいだけなんだと思う。
私がこの旅で改めて気付いたこと。
私がやるべきことは、さらなる「火を入れる」文化の探究。そんな風に改めて感じるNYイベントでした。
熱燗オタク『OKAN LOVER』
私の自論
熱燗に向く日本酒は、
土壌に拘っている
造りが生酛や山廃である
ビンテージ寝かししている
と燗上がりしやすいイメージがあります。
昔は熱燗しか飲まれてなかった時代があって、
冷蔵庫が無かったとか、物流が悪かったとか
色々理由を上げられる話が多いですが、全くの逆張りだと思っています。
美味しくて身体が楽で食事と合わせやすいから皆さん飲まれてんだと思うんですよね。
戦前に「農薬など持ち込まれる前」の、
日本古来の伝統ある造りが熱燗に向くのも必然でとても自然な事だ!
私の見ている未来
熱燗を世界に広めて行く中で、
手間暇かけて作られたお米(自然栽培、有機栽培)で醸された日本酒が評価される。
それにより、一次産業(農家さん)はこだわりを持ってより専念出来る環境が生まれる。
そうやって、日本人の「オタク文化」が開花すると思っています。
世界でもムーブメントを起こすことで、
「薄利多売からの脱却を実現する」こと。
そうやって本当の意味での「持続可能な三法良し」な社会が生まれると妄想!
#日本人のオタク文化が世界を変える
その社会全体の縮図を少し変えることが出来る、
その存在が僕たち飲食人だと思い込んでますw
#思い込み大事
さらにその先に目指す未来
今、「熱燗」というモノを、
一次産業さん達の「表現」としてますが、
さらにその先を見据えています。
▶︎表現を創る(今ココ)
→現象を創る
→現象が文化になる
→文化が継承されて行く環境を創る
そういうわけで、私たちといっしょに、
熱燗を世界に広めるOKAN LOVERの活動に協力して頂けるメンバーを探しています!
気になる方は『OKAN LOVER』のインスタグラムからDM頂けると幸いです。
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