アフターコロナの大予測

技術革新とそれによる生活の変化は昔は戦争によって行われてきた。
しかし、今はコロナウイルスによって、変化がもたらされようとしている。
特に注目されるのが在宅ワークである。
鈴木の会社でも、4月12日までは在宅ワーク期間であり、業務はきちんと回っているのである。
在宅勤務で最も大きいのは、通勤準備と通勤時間を無視できること。究極は、8時50分に起きて9時業務開始ということも可能なのだ。
そして、仕事が終わったら、直ぐに自分の時間にあてられるのだ。これは最高すぎる。
そんな、在宅ワークが一般的になったときの世界を妄想してみたのが以下である。

在宅勤務が一般的になったら
→究極的に、広義の意味での接客業、製造業、建築業以外は在宅ワークになる。
→コアタイムの無いスーパーフレックスタイム制度と組み合わせることで、自分の好きな時間に働くことが出来るようになる。
→納品物など結果を求められる、成果主義的な働き方が一般的になる。
→組織がよりフラットになり、管理職の役割もチームリーダーくらいになる。
→業務を行うに当たり、対面より慎重なコミュニケーションが求められるため、パワハラ・セクハラが無くなる。
→人間関係で鬱になったり、会社を辞めるということが少なくなる。
→会社での飲み会が少なくなる。また、社内の人間関係が希薄化する。
→会社は会社、プライベートはプライベートといった釣りバカ日誌の浜ちゃん的な働き方が主流になる。(島耕作タイプが少なくなる、もしくは完全に二極化する)
→職場での出会いが減り、職場結婚が減少する。
→大学生の就職活動において、オンラインでの会社案内・面接が主流になり、地元志向の優秀な学生が大企業に入りやすくなる。
→在宅ワークを支えるためのシステム・技術が5G技術とともに急速に進歩する。
→通勤の必要がなくなる(もしくは機会が減少する)ため、ダブルワークや習い事、大学や大学院の学び直しなどが充実するようになる。
→通勤の必要が無くなる(もしくは機会が減少する)ため、東京や近隣三県(千葉・埼玉・神奈川)の東京に近い特定の市に集中していた人口が分散する。適正な人口になる。
千葉都民、埼玉都民と言った概念が消滅する。また、親元や慣れ親しんだ地元に戻りたいニーズが増え、地方の価値が上がる。
→オフィスの規模が小さくなる。もしくはバーチャルオフィスが増える。
→朝のラッシュが無くなる。
→電車内の広告も少なくなる(人が乗らなくなるから)
→人口が分散した結果、特に東京の価値が下がり、不動産価格が下落する。
また、別要因として企業の倒産が増え経済が悪化し、ローンを払えなくなり家を手放す人が増え、中古住宅市場が潤沢になり価格が下落する。
→人口が分散することで、保育園がどのエリアでも入りやすくなる。
→人口が分散することで、首都直下型地震や首都を狙ったテロなどへのリスク対策にもなる。
→共働き家庭において、育児負担が分担されるようになる。お互いに仕事でキャリアを重ねていくことが可能になる。
→親と同居して在宅勤務をすることで、介護離職が無くなる。
→コワーキングスペースのニーズが高まり、増加する。
→飲食店やスーパーなど、地元志向の店が多くなる。
→室内で完結する趣味のニーズが高まる。引きこもり需要の増加。
→自宅で仕事するスペースが持てる、ある程度広めの家のニーズが高まる。
→再配達の多い運送業について、再配達が無くなる。運送業の負担が減る。
→家庭において、親子の時間が増える。
→昼休み、デリバリー系のサービスが増加する。競争が起こり、金額も今より安くなる。
→昼休み、本当に横になって昼寝するシエスタが主流になる。
→平日に在宅勤務をしている反動で、土日には外で過ごす人が増える。
→スーツは冠婚葬祭にしか着なくなる。革靴も同様。
→会社が光熱費や通信費、住宅費の一部を負担することが主流に(願望)


答え合わせは、アフターコロナで。
いくつかは正解するだろうか。

一刻も早く、アフターコロナになって欲しい。
切なる願いである。

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