【舞台芸術のツボ】「見果てぬ夢の幕開け」サム・サリヴァンショーの舞台裏からのぞいてみたら🎩準備編
5歳のときから舞台芸術をこよなく愛する19歳、なかおたいようです。舞台芸術にはまるきっかけとなった出来事や、楽しかったツボをお伝えしています。
こんにちは。たいようです(@butaigeijyutu)。
ぼくは、5歳のときからずっと大道芸や落語などの舞台芸術が大好き。
コロナ禍で大好きな舞台芸術を観る機会が減ってしまいましたが、このあいだ「サム・サリヴァンショー」という夢のような舞台が幕を上げるといううれしいニュースが舞い込みました。
そしてそして…なんとぼくは、今回スタッフとして関わらせてもらうことに!
JAZZに包まれ、たくさんのマジックが飛び出したショーの裏側からレポートします。
ときめきのショーへの扉のはじまり
ことのはじまりは、10/10(日)「福岡エンタメフェスタTOPPARAI」の帰りに、大道芸人ハリーさんから話しかけられたこと。
ハリーさんが手掛けている公演「サム・サリヴァンショー」で、『できる範囲で受付や会場見守りのスタッフとしてお願いしたい』と話をもらえた。
その話をもらったときは嬉しくて嬉しくて、ハリーさんに近寄りすぎて前のめりとなった。ハリーさんが笑っていた。帰りに見た、博多ポートタワーの輝きが忘れられない。
当日、ぼくを待っていたのは…?
いよいよ、ショーの当日がやってきた。
ワクワクして受付スタッフルーム会場に着くと、ぼく用のスタッフポロシャツが用意されていた。実感が湧いてうれしくなった。
ぼくの仕事は、座席禁止札を置いたり、後部座席のバリケードを貼ったり、受付の同線の確認やテーブルセッティングや検温設備の確認・消毒、アンケートやチケット名簿の確認など。
スタッフリーダーの方がぼくに分かりやすく指示をしてくれた。
例えば、座席に禁止札を置く作業では、端に札を置いてくれて、飛ばし飛ばしにぼくが札を置いていけるようにしてくれていた。
札はたくさん渡さずに、適度に渡してもらえたので負担なく進めることができた。
パンフレットの入れ込み作業では、作業がしやすい場所を確保してもらえて、目で見て分かりやすい環境に整えてもらえた。
開演前に入口に立っていると、スタッフの方がお水を持ってきてくれて、足場が悪いからねと、気にかけてくださって優しかった。
スタッフルームでパンフレットを折り込んでいる最中も、リハーサルの音声や演者さんの打ち合わせしている会話が聞こえてきて、気持ちはウキウキ。
バックヤードはしじゅう和やかな雰囲気で、スタッフもお近くの方や大道芸をあまり観たことのない方、よく観ている方などさまざま。みんなハリーさん、ハリーさんと話しかけている。
今回の主催者のハリーさんは、これまで大道芸を通じてたくさんの方々と出会ってきたのだなと感じた。
そしてその繋がりがこの和やかな雰囲気を出しているように感じた。
受付準備の休憩中、会場を覗いた。
偶然にも、Rintaroさんの舞台で通しの確認の番。
うれしくて、「きたー!」と思わず声を出してしまった。
舞台の上でのRintaroさんとはまたちがう姿がのぞけたような気がした。カッコよかった。
思わず、会場の出入り口からこっそり手を振ってしまう。
さらにうれしい出来事がバックヤードで
スタッフルームで公演の案内チラシの折り込みの準備をしていると、Rintaroさんがスタッフのみなさんに向かって挨拶されていた。
「お疲れ様です。今日はよろしくお願いします」
そしてぼくに気がついて、
「ついにたいようくんと同じ現場で仕事ができるようになったのかぁ〜」と声をかけてくれた。その言葉がうれしすぎる!
Rintaroさんがスタッフルームを立ち去ろうとしたとしたとき、ふと足をとめて「あっ!そういえばたいようくんはふじいあきらさんに会ったり見たりしたことはある?」と聞いてくれた。
口からトランプで有名なふじいあきらさん。
「10年前に一度、舞台を見たことはありますが…」
「後でふじいさんを呼んできますので一緒に写真を撮りましょう」
「えっ?!」
そんなにうれしいことが立て続けに起こっていいんだろうか?
Rintaroさんが「こっちだよ〜」と演者控え室へ案内してくれた。
足元にはテープで固定された配線があちらこちらにあって、跨いで歩く。
「足元気をつけてくださいね」とRintaroさん。
演者さんのつかう通路をついていく。
「いいんですか?」とドキドキするぼくに、「スタッフなので堂々と入ってくださいね」とにっこりするRintaroさん。
ふじいあきらさんとの対面
楽屋に、ふじいあきらさんがいた!
一緒に写真を撮る時、口からトランプを出してくれてビックリ。
「手品やってるんでしょ?手品楽しんでね〜」と気さくに声をかけてくれた。
2011年に福岡にふじいあきらさんが来られた時に、サイン入りマジックトランプが懸賞で当たるという企画があって、葉書で応募して
幸運にも当たったのが10年前。そのトランプはずっと家のトランプケースの中にしまって大切にしていた。
まさか…こんな日が来るとは思っていなかった。
ほかに、演者のメロンちゃんも「あ〜 たいようくんお手伝いしてくれるの! 嬉しいなぁ〜」と言ってくれた。こっちも嬉しくなった!
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本番編に続きます!
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