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お金とは何か?を理解する#5(経済学入門)

『スタグフレーション』の意味分かりますか?
どうやら、今から来るかもしれない最悪のシナリオの言葉みたいです。

「物価が上昇しているのに給料が上がらない」
どなたか、今の状況を説明できる方いますか?
こんなに家計を圧迫させ大変な中、政府は増税だと言っている。

正直、何が起こってるかよく分からない。
この決して人ごとではない状況で何が起きているか知らない。

なぜ、知らないのか?それはきっと、諦めだろう。テレビに専門家が出てきて難しい英語やカタカナを羅列して喋ってる。それを見て「自分では理解できない難しいことを専門家達が解決してくれるだろう」と思っている。また、理解したところで「自分では何も変えれない。政治家の仕事」と思っている。

ようは全て『国の責任』だと思っている。
これを他責と言う。

でも、あなたがせっせと人のせいにしている間に誰かは搾取され、誰かの懐にお金が流れている。残念だが、あなたが他責にしている間は、一生『豊か』になれない。

何度でも言う。学んでいるか?学んでないか?で圧倒的な格差が生まれている。お金のことを理解しているか?これが大きい。

中にはお金の増やし方を勉強したうえで、株やFXで大損した人もいる。そんな話を聞いて「勉強してる人でもダメなのか?やっぱり自分なんて、もっと無理だ」と思ってしまう。これも大事なポイントですね。確かに株やFXを全く知識が無いのにやる人はいません。だから『勉強したのに損した』と大きな誤解をする。問題なのは『増やし方を知る』と『お金を理解する』は違うということ。

答えだけ言うと投資と投機は違う。

大損した人は『投機』をしたということ。投機をザックリ説明するならギャンブルと変わらない。もしお金を理解していたなら、よっぽど勝ちが見えてなければ投機には手を出さない。例えるなら『パチンコに中途半端に詳しい人ほど、メチャクチャ負けてる』というやつです。本当に詳しい人はパチンコなんてしない。理由は『負けるから』ではない。『勝てるけど非効率だから』です。だから自分では打たない。業界人の僕が言うから間違いない…話が逸れそうなので話を戻します。

消費税はなぜ始まった?
タバコ税はなぜ上がり続ける?
環境税とは?GXとは?

全ては国策。質問が全て税金に偏っているけど、実はそこに意味がある。(ヒントは本編で)

お金は全ての人に平等。
学び、努力し、チャレンジした人が手にする。
努力しなければ離れていき、ズルをすれば一気に手から離れる。

先に言っておきますが、僕は企業していません。
ビジネスの成功者とは言えません。
でも、お金を理解して豊かな生活を送っている。

それでは第5回目
【お金とは何か?を理解する】
「全ては価値」〜お金の仕組みに答えがある〜


お金の仕組みに答えがある

まずは、大切なお金の話をしていく訳ですが、かなり遠回りをしながら話して行きたいと思います。それはお金を理解することは非常に大切なことだからです。お金の仕組みを理解できれば『幸せを掴む方法』の半分以上を理解できると言い切れます。『お金とは一体何なのか?』少しずつ考えていきまょう。

なぜ、こんな紙切れになぜ価値があるのだろう?
この紙切れに人は何の魅力を感じ、時には歓喜し、時には絶望する。お金って何で価値があるのだろうか?

ある人は言う。『お金とは信用である』と。確かに、その紙切れが信用を失ったら価値が無くなるような気がする。

果たしてそうなんだろうか?

では、あなたは無人島にお金を持って行きますか?日本円は世界的にしっかりとした信用があります。だったら無人島に持って行きましょうよ!でも、持って行かないですよね?

どうやら信用とお金はあまり関係ないみたいです。実はこのことに日本もなかなか気付けなかったみたいです。だから、ひと昔前まで金本位制をやっていたんです。それは、お金と同等の金(きん)を所有して交換できるという保証を持たすことで信用を担保した。

でも世界大恐慌で世界は相次いて金本位制を廃止した。

それでは、なぜ?金(きん)という担保がないのにお金には価値を持つのでしょうか?答えは税金です。理由は至ってシンプルで払わないと逮捕されるからです。

え?!そんな理由?僕も驚きました。お金は信用ではない。税金があるから価値を持つ。

税金が無い=「働け!」と言ってくる人がいない

「働け」と言ってくる人がいなけばどうなるか?例えば『火事が起きたとき誰が消す?』という問題です。みんな働きたくないから火を消す人がいない。危ないから誰もやりたくない。

昔、人々は考えた。村の安全を守ってくれる人を募集して、その人たちが食べていけるように『ご飯』を集めた。それが『年貢』であり、税金の始まり。そして、非協力的な人にペナルティを与えたんです。

実際、今でもそうでしょ?警察、消防、役所、公務員と国のために働いてもらう為に税金がある。そう、助け合うためです。

お金の価値=税金=助け合うため
これが基本的な考え方です。

また『助け合うための税金』他にも税金には役割がある。例えば、タバコ税や酒税。『あんまりヤリ過ぎると、体に良くないよ。だからほどほどにしときや税』なんです。もう一つの役割は国民をコントロールするためにも税金は機能する。これから増えるのが『世界は脱炭素を謳って電気自動車をバシバシ開発してるのに日本は遅れをとってるよ!世界はTOYOTAを潰しに掛かってきてるで!!せやから、早よ!そっちにチカラ入れや!しかもな、日本は天然資源が出ぇへんねん!せやから今回みたいな有事の時、メチャクチャ物価上がってもうたやんか!せやから何か新しいモノを早よ開発せーや税』です。これからドンドン増えていくでしょう。

もう、理解されましたね?
財源がない!から増税って、国が言っているのは嘘なんです…イヤやめときます。

でも、考えてみて下さい。老後2,000万円問題。あれ、どう考えてもおかしいことに気付いた人はいますか?

さて、お金の本質に迫ります。
それでは問題です。これから少子高齢化が進むなかで、今から老後を迎える人達が全員2000万円を手にしたら一体どうなるでしょうか?

もうお分かりですよね。答えはお金が紙クズに変わる。あれ?信用できるお金を一生懸命に貯めたら紙クズに変わった!?

ここで何が問題なのか?を考えましょう。

まず、思い浮かぶのは「お金が世の中に溢れて価値がなくなった」という意見ですね。確かにそうなんだけど実は少し違う。溢れたら価値が落ちるのでは無い。もっと本質的なモノ。

みんながお金を持つとどうなるか?
答えは『働かなくなる』

お金が多すぎることだけが問題じゃない。
みんなのために働いてくれる人がいなくなることが問題なんです。お金の使う場所がなくなるんです。

「それ売ってよ!」

「え〜俺だってお金持ってるから、お金じゃない物をくれよ!」

「そうだよな。俺だってこれ以上お金いらないし…それならコレと交換してよ」

「いいね。それならいいよ」

「あとさぁ、それもちょうだい」

「君が持っているものに欲しい物がないから『肩叩き』をしてくれたらいいよ」

「オッケー!肩たたきするわ」

あれ?何か面白いことが起きてますね。誰もお金は欲しくないけど、労働が生まれましたね。

「ねー!次は僕が『肩たたき』やってあげるから、それちょうだい!」

「いや…別にやってほしく無いんだけど…」

「ええやん!やったるやん!今やったら200回やったるやん!分かった、500回!500回ならどうだ!いや、1000回でどうだ!!!」

「いや…だから肩凝ってねぇって…」

はい…どうやら、また同じことが起きてます。
どうやら問題は『多さ』や『量』ではなく、『欲しい人がいない』が正解であり『欲しい人がいない物に価値などない』ということです。

『価値との交換』これこそが本質。お金とは『将来、価値を提供してもらえる約束の紙』。価値のあるモノがそこにあるのか?が大切なんです。

この本質を理解すれば幸せを掴める。お金は『仕事や物』に価値があれば永遠に生み出すことができる。え?!そんな錬金術があるのか?

説明がかなり長くなりますので、読みやすいように物語にしてみました。それではご覧下さい。

『4兄弟の話』

そこには4人兄弟が住んでいた。その4人兄弟中3人が1億ずつ持っていた。そして、末っ子は何も持っていなかった。ということは全員で総額3億の価値がある。末っ子はお金を持っていなかった。そこで末っ子は、木を切り、組み立て、立派な家具を作った。それを見て長男が言った。『なんと立派な家具だ!その家具を1億で譲ってくれ』と言った。そして末っ子は喜んで譲った。

いま、この一家には何円の価値が存在しているでしょうか?

答えは4億。3人は1億ずつ持ち、1人は1億の物件を所有している。

理解できますか?価値を生み出すことができれば、総資産が増える。

逆を考えよう。たまにやらかす『国の失策』。
税金を使って何の役にも立たない施設を作ったとします。もちろん税金が支払われたお陰で建設業者は潤います。「これで雇用は生まれたのだから経済効果はあった!」と言う人がいます。が!?違います。経済効果とは生み出した価値の総量が増えることであり、ただお金が右から左に流れただけでは経済効果はゼロであり、むしろ役に立たない建物ならマイナスでしかないと言うこと。

4兄弟の話の続きを見ていきましょう

長男が言いました。
「庭で野菜を育てたい。そしたら、みんなで美味しい食事が食べれる。だから、みんなでお金を出し合わないか?」

「畑を作るには、さすがにお金が足りないよ」

「実家に電話してお父さんに借りよう」

決定権のある長男がお父さんと話しをしました。お父さんは、頑張って協力し合って生活している4兄弟の姿に喜んで10億を貸してくれました。その10億を受け取るときに長男はお父さんに紙を渡しました。

これはお父さんは中央銀行。そして長男は政府。渡した紙を国債。畑を作ることを投資。だと考えて下さい。

畑の野菜は実がなり、食べ物はドンドン生み出され、お金と交換し合い、助け合って仲良く幸せに暮らしていました。仲間のために働くことで、また、みんなの為になることにお金を使う度、総資産は増えてドンドン豊かになっていきました。

そんなある日のことでした。
末っ子が隣の家を覗くと、見たこともない美しい石が飾ってあることに気付きます。

「あれ!欲しい!!」

末っ子は隣の家を訪ねて、あの石を譲ってくれ!とお願いすると。隣の人はこう言った。

「あなたの家の2億くれたらあげるよ」

「え!?いいんですか?でも、この2億はこの家のお金とは種類が違うけど問題ないですか?」

「問題ないですよ」

これは何の話なのか?隣の家は外国を意味します。当たり前なのですが、日本で円は使えますがドルは使えません。これは共通の認識ですよね?日本のスーパーで、ドルを使って買い物する人はいません。残念ですが日本でドルは紙クズです。テレビやニュースで『1ドル=130円』と聞くので使えそうな気はするのですが『使えない』これが現実です。

末っ子は2億支払い、美しい石を持ち帰ります。お気づきですか?今までと違い、総資産が増えてないことに…。

次男が末っ子の持って帰ってきた石を見て言いました。

「えー!なにそれ!!いいなぁ〜」

「いいでしょ?隣の家に行くと2億で譲ってくれるよ」

次男は隣の家に行って譲って欲しいことを伝えると、隣の人はこう言った。

「いいですよ。いや…でもなぁ。よそのお隣さんも欲しがってたしなぁ。残りもそんなに多い訳じゃないし」

「えー!そうなの?それじゃあ、2個で5億でどう?いや…6億でどうだ!」

「え!?そんなに高く!?分かりました。でも、これで最後ですよ」

次男は喜んでお金を払いました。家に帰ってその話をすると長男が「えっ?もう最後なの?いいなぁ。君は2個も持ってるんだから1個5億で譲ってよ!」と強く言うと、次男は渋々長男に売り渡しました。そうすると、なんてことでしょう。1個時価総額5億の石が、この家には3つもある。それを見て三男もその石が欲しいと思いはじめました。

どんどん値段が上がっていく石を見ながら末っ子は思い付きました。兄弟を集めて以前に2億で買った石を手に持ち、末っ子は言いました。

「これを欲しい人には4億で売ってあげる!」
すると何が起きたか?

「俺が買おう」
「いや、俺が5億で買おう」
「待て待て俺が6億で買おう」
なんと3倍の値段で長男に売ることができました。

加熱していく価格高騰に目を付け、末っ子は隣の家に行き、改めて価格交渉を行い10億で石を2個譲ってもらいました。ただし、末っ子は10億も今は持っていないので「今はお金がありませんが、この石はウチの家で凄い価値になります。だから、後でお金を必ず持ってきます」と伝え、後払いにしてもらいました。そして、持ち帰った石を兄弟たちに1つ7億で売って合計4億儲けました。高額だったので兄弟たちの間でも後から払うという約束をしました。

今、なんと!この家には1個7億の石を5個所有することで合計35億を持つことができウハウハの日々を送りました。

こうやってお金を増やすことを投機。今、無いお金で物を買うことを借金と言います。

みんな欲しいものが手に入って、めでたし、めでたし…と言いたいところですが…ある日、この家にある人がやってきました。それは隣の家の人です。

「あのぉ〜、ウチの家のお手伝いをして欲しいのですが…」

「え?私たちがですか?」

「はい。私の持っている18億は、ウチの家では使うことができませんが、あなた達に対しては使えますよね?」

お隣さんは18億を使って兄弟から労働力を買っていきました。「ちょっと、これ手伝ってよ」「あれやっといてよ」

兄弟は隣の家で働かされます。働くことでお金は少しずつ戻ってきてますが、労働力は外に出て行く一歩。兄弟たちは疲弊してきます。お腹が減ります。しかし、ずっと隣で働きっぱなしなので、畑は枯れ、家には食べる物がありません。

「あの、食べ物を売って下さい」

「でも、あなたの持っているお金はウチでは使えません。ですので、あなたの家のお金でウチのお金を買って、そのお金でウチの食べ物を買って下さい」

隣の家で食べ物を買うためお金を払います。また、そのお金で働かされます。たまらず兄弟たちは言います。

「どうか、うちにある7億の石を買ってくれませんか?」

「いや、いらないです」

兄弟たちはお金がありません。「この石、誰か買いませんか?」と叫んでも誰も買ってくれません。空腹の長男は末っ子に言います。

「この石を買ってくれ」

「いらないよ」

「いくらでもいいから!」

「それじゃあ…1000万なら」

一気に価値が落ちることをバブル崩壊といいます。悲惨な運命です。外国と取引さえしなければこんな結果にはならなかったのに…いえ、少し違います。誤解してはならないことは、4人兄弟の失敗は隣の家から物を買ったことではない。そもそも綺麗な石は本当に価値のある物だったのか?ということ。本当に価値があるモノにお金を使い労働力を注げば総資産は増えた。お金を増やすためにお金を使っていたら弾けた。「お金に働かす」という言葉がいち時期流行りましたが、一体誰が儲かったのか?フィードバックをしてみても面白いと思います。だってお金の先で働いているのはヒトです。

第1章でも触れた感謝することで本当の価値を理解する。人が本当に欲しいモノとは何か?お金を理解し、学び、知るべきことは『増やし方』ではない。『真の価値』と『あなたは誰かにとって価値のある物を生み出し、提供できているか?』ということ。

お金持ちになれない理由はたった2つ。
①真の価値あるモノを人に提供できていない
②真の価値あるモノに投資をしていない

「勤務時間働くこと」が仕事ではない。全ては価値であり、真の価値を提供できてはじめて仕事となる。その仕事のやり方を見つけだせたなら、あなたはいつでも独立できる。豊かな生活をおくることができる。

さて、次は『仕事』の話。


いやぁ。長くなってしまいました。
お金の意味を理解してもらうことは難しいと痛感してます。なんせ、自分自身も勉強中ですからね。まだまだ語り足りないので、まだまだイケる!って方は、どうかお付き合い下さい(笑)

この4兄弟の話はここで終わってますが、悲惨なのは、価値が下がったのは「石」だけじゃない。兄弟間の「労働価値」も下がった。なぜならお金がないから兄弟内で働いてもお金が払えない。そして労働力は更に外に逃げる。これをデフレと言います。

デフレとは青酸カリ並みの殺傷力を持ち、少しでも陥ったら赤信号です。だって「労働価値」が無くなるというのは、挽回するためには「働く」しかないのに「働く価値がない」なんて地獄ですよね。これで生まれたのが空白の30年です。

なぜ、起きてしまったのか?
完全な国の失策です。ではなぜ国が間違った判断をしてしまったのか?それはお金の意味を理解しない人が舵を切っているからです。

ミクロとマクロ

僕が経済学を勉強して良かったぁ!と思うことは『ミクロとマクロ』を理解できたことです。

簡単にミクロとマクロを解説しますね。
あなたは野球観戦に行きました。そこは満員の球場。あなたは「試合が前の人の頭で少し見えないな」と思いました。そこであなたは席から立ち上がりました。すると、とても見やすくなりました。

これがミクロです。個人レベルで言えば『立って観戦する』が極めて合理的で正しい判断です。

さて、そうするとどうなったか?
次は後ろの人は自分が立ったことで試合が見えなくなったので、後ろの人も立ちました。そうなると、みんなが立ち始めました。気付いた時には、背の高い前の人が立ってあなたは全く試合が見えなくなりました。すると、放送が流れます。『皆さん!ご迷惑になりますので座って下さい』

これがマクロです。全体からの視点で考えたとき、決して個人レベルでの合理的判断が正しいとは限らない。ということ。

ミクロとマクロで考え方は異なる。
ならば、この国は何を間違え続けているのか?
ビジネスパーソンがテレビのコメンテーターで言った。

「財政難なのにお金を使うなんて、企業では考えられない。政治家たちは無能だ!こんなに苦しんでるのに血税を使って何をしてるんだぁーー」

言っている事はごもっともですね。この言葉を聞いて視聴者である国民は叫びます。「無駄遣いはやめろー!」「あのコメンテーターの話を政治家は聞けーー!」

ただ、もうお分かりですよね?
コレってミクロの話なんですよ。企業は国にとってあくまでミクロ。施策は全く異なります。

「景気が悪いのに家のお金をジャブジャブ使う」
これ、個人でやってるヤツは頭おかしいですよね?これがミクロ。

「景気が悪いからお金を節約する」
これを国がやったら…一体、誰がお金を使うの?個人も節約、国も節約、お金は一生回らない。これこそデフレスパイラル。民主党政権下で国がボロボロになった悪夢の3年間。節約だぁー!事業仕分けだー!不景気にバシバシ緊縮財政を行った。怖いですよ。最も恐るべきは暴走した正義感。国はもの凄いスピードで衰退。吉野家が1杯280円。マックが1個65円に。

悪いのは民主党だけではありません。
史上最悪の決断。消費税の導入。ウィッシュ!
なぜ、消費税は悪税と呼ばれるか?

本編でもありましたが、税金とは「国民のコントロール」。消費税の本当の目的をご存知ですか?

年金?医療費?いいえ。違います。

本編を読んでご理解頂けたと思いますが、「意味のあるモノ」「価値のあるモノ」にお金をドンドン使うことは全く問題がありません。本当に必要ならばお金を刷ればいいし、配ればいい。なぜなら、必要なモノには労働が生まれ、その労働が価値を生み出す。

それではなぜ、消費税を導入したのか?

消費税とは実は「輸出しなさいよ税」なんです。
国内で売上げを上げると消費税が徴収されます。
でも国外で売上げると税金は取られません(※関税は外国側が外国の消費者から取る税)。

税金を取らない物を生産するのに、仕入れる時にで税金が取られる。これっておかしいですよね?だから国は、そのお金を企業に返金するんです。これって結果的に補助金になります

本編であったように、貿易黒字は他国の労働力を買うチカラに変わるので、どの国も貿易黒字にしたいんです。しかし「輸出したらお金あげます」なんて言ったら世界的でバッシングを受けます。

そこで世界の国々は考えた。ヨーロッパでは付加価値税。日本では消費税という名前にして税金を導入すれば、企業は輸出にチカラを入れるから、貿易黒字を生めるのではないか?と。

はい…悪税の始まりです。外国に物を売るために、国内での消費活動を冷え込ませる。しかも恐ろしいことに不景気でも税金が回収できる。なぜなら、生きるため人は消費する。その税金で既得権益が生まれ官僚の天下り先が完成。昨年、あんなに不景気だったのに過去最高の納税額だった事実。キッシーは財務省に身内がたくさんいる。国内は疲弊してるのにキッシーだけはウハウハだった。

もう1度言います。あなたが国のせい、人のせいにしてる間に、誰かの懐にお金は流れ込んでいる。

国のせいにするのは結構。でも、学んで本当の価値を理解し、豊かに生きる道を選びませんか?

僕はこんなに偉そうに書いてますが、お金には未だ無頓着。でも経済学を学んで生きるのが楽しくなった。そのきっかけをくれた本

本当におすすめです。世界が変わります。

そして、私の長すぎる文章に、お付き合い頂きありがとうございます。本当に経済学は面白いので、ここまで読んで頂けた方は絶対、田内さんのnoteをお勧めします!!

【お金とは何か?を理解する】#5.
「全ては価値」〜お金の仕組みに答えがある〜

読んでいただき誠にありがとうございます。

それでは次回の更新まで!!



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