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SNSや報道との距離の取り方について。

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2021年3月の記事一覧

『スマホ脳』要約/縄文人の脳が、空腹・肉食獣・孤立を恐れ続けている

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の勉強をしてます。 書店で猛烈に宣伝されている、新潮新書『スマホ脳』読みました。 一文で要約すると、スマホ脳とは、 「縄文人としての脳が、空腹・肉食獣・孤立を恐れて、つねに集中力を削がれ続けている」という、不幸な状態を指しています。 本の中身のぼくなりの要約ぼくたちの脳は、縄文人と同じ作りをしています。縄文人の脳を使い回して、現代のテクノロジーと向き合っています。 技術の変化に、肉体の変化が追いついていないんですね。 これは、脳

SNSの通知から「解放」される方法/スマホの設定を変えずに出来ること

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の勉強をしてます。 新潮新書『スマホ脳』を読みました。SNSの通知によって、脳が撹乱されます。現代において、集中力が「稀少な資産」になっているそうです。集中して読書するというのは、研究に必須ですから、SNSとの付き合い方は、つねに模索しています。 SNSを経由して情報や繋がりができたり、販売促進もできるので、SNSを辞める、という選択肢は、今のところナシです。 さて、ぼくが知らなかったのは、SNSの通知は、だれかが「いいね」を押し

17世紀イタリアで予言されていた、息苦しいネット社会

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の研究をしてます。 時間があったり、生活に満足感が足りないと、インターネットを長時間してしまいがちです。するとどうなるか。どういう世界に、身を置くことになるか。それを端的に表した文章を見つけたので、ご紹介します。 これは、西暦1602年にイタリアの詩人のカンパネラが書いた『太陽の都』(翻訳は、一穂社、2004年)にありました。 個人の所有権は一切認められず、博愛が義務づけられており、喧嘩したひとは死刑に処せられる。…あらゆること

集中力が切れると、進捗を数字で確認して管理したくなる

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の研究をしてます。 「ああ、いまの自分、集中力が切れたな!」 と気づく方法があります。 主観的には、そのつもりはなく、依然として集中しているつもりだが、この行動をやってしまったら、集中力が切れています。仕切り直すか、休憩したほうがいいです。効率も精度も、きっと落ちています。 それは、どのような行動か 進捗を数字で確認し、管理しようとしたときです。 #ここが結論 たとえば、翻訳ならば、全体の何%ができたかなと。原書の何ページ分がや