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SNSの通知から「解放」される方法/スマホの設定を変えずに出来ること

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の勉強をしてます。

新潮新書『スマホ脳』を読みました。SNSの通知によって、脳が撹乱されます。現代において、集中力が「稀少な資産」になっているそうです。集中して読書するというのは、研究に必須ですから、SNSとの付き合い方は、つねに模索しています。
SNSを経由して情報や繋がりができたり、販売促進もできるので、SNSを辞める、という選択肢は、今のところナシです。

さて、ぼくが知らなかったのは、SNSの通知は、だれかが「いいね」を押した瞬間に伝えられるわけではない、ということ。
では、どんなタイミングで通知がいくのか。「いいね」を待っているひとが、ほどよくスマホ中毒になり、スマホに首ったけになるように、タイミングや間隔を調整されているんだそうです。

そういえば、まだ通知が来ていないのに、SNSを開くと、「いいね」が押されているぞ…、通知が故障して遅れているのかな?回線の混雑かな?って思ったことがありました。わざとだったんですね。
ともあれ、通知されるまでのタイミング調整のあいだに、そのSNSのサイトを小まめに開いてしまっているから、ぼくはダメ人間です。

ツイッターやフェイスブックは顕著ですし、このnoteも当てはまりますが、「いいね」がつくと、メールで通知がいく機能があります。
設定を「解除」しないと、SNSアプリからの通知と、メール到着の通知とで、ひっきりなしにスマホが鳴り響きます。1回の読者のアクションが、2回も3回もに増幅されて、通知だらけになります。やっかいだけど、ちょっと嬉しい…みたいなことが起きます。とくに、SNSが初めてのころは、脳みその快楽物質が、ドバドバ出ます。さすがに、ほどなく反省して、通知を解除していく方向にゆきますが。

極端な話、ファイルをバックアップしたり、べつのパソコンで開くため、自分から自分にメールを送ったとき、スマホが振動して通知するだけで、なんか嬉しい、楽しみ!ワクワクワク!ってなるので、
ぼくの「縄文人の脳」は、とても素直ですし、それゆえに、スマホとの距離感を、うまく取らないと、何も手に付かなくなります。

さて、スマホと距離を取るためには、スマホを物理的に遠ざける、寝室から閉め出す、通知を全てオフに設定する、アプリを削除する、など、
さまざまな対策が紹介されていますが、それでも、「いまも通知が来ているのではないか?」と、ソワソワする気持ちが残ります。

ぼくが実体験のなかで編み出した、いちばん効果的なのは、活動時間帯を世間一般からズラす!深夜に作業をする!!です。

「通知が来ているかも知れないが、それを無視する、遠ざける」というのは、弥縫策です。そうでなく、そもそも通知が来ない時間に、自分が起きていれば、もやもやが自動的に解消されます。

youtubeなどの動画投稿サービスは、初動の閲覧回数(動画を公開した直後、1時間でどれだけ、2時間でどれだけ見られたか)を、発信者に追求させるように設計されています。深夜に公開するひとは少数なんです。だから、気になる動画が、上がる恐れもないんです。
(時差のあるアメリカのチャンネルは別ですけど)

いまは会社に行ってないので、深夜を快適な作業時間にしています。
このnoteをアップロードするのも、夜中の1時とかですから、「初動」は望めないでしょう。
でも、一定水準の記事であれば、ウェブに乗っけていれば、いずれ必要とするひと、面白いと思っていただけるひとのもとに、届くでしょう。初動なんて、気にしてないです。
むしろ、自分が四六時中、貼りついていなくても、無料で、自分の記事を掲示し続けておけるのが、ウェブのメリットですから、そのメリットを杏寿郎(享受しよう)というわけです。最後のボケ、要らなかったです。

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