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事務所の大先輩のエキストラへ行った話

有難いことに、先日、2現場。どちらも名の知れた同事務所の大先輩の現場にエキストラとして出演してきた。そこで収穫が沢山あったので、早速、noteに書いていく。

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◾︎1日目
某有名熟女メーカーさんにて、Aさんの現場に初めてお邪魔させて貰うことになり"失礼があってはならない"と、良い緊張感の下、2日前に台本を頂いていたこともあって、事前準備はバッチリだった。

現場の動きとしては、主演の女優さんが第一なので、エキストラだとぞんざいに扱われたりする事が多々あったりもするので、不安に思ったりもしたが、電車で聴いていたクリープハイプが心の支えだった。

現場に着いてまず始めに驚いたのが、プロデューサーの方が私に直々に挨拶を返してくれた事だ。感動した。
そして、何より、主演のAさんがとても優しく平等に接してくれてカメラがまわってない時も同じ空間に居てお昼をご一緒してくれたり、仕事の悩みを聴いてくれたりと。

私は、仕事上、共演作品があまりなく女優間の繋がりも出来ず、マネージャーとも相談出来る関係値ではないと孤独に奮闘していたので、Aさんのその当たり前ではない優しさが身に染みた。

○共演作品では、その子の魅せ方を知って場をつくり合うこと
○同じく共演作品では、相手が積極的でも臆せず自分を出していくこと
○魅せ方に悩んだ時は自分の作品を観ること

この3つを私の為に教えてくれた。
本当にありがとうございます。

連絡先を交換してくれたので、いつかご飯行けるくらい仲良くなれるといいな!

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◾︎2日目

この日は朝から本当に落ち着かなかった。
私もよくお世話になっているメーカーさんではあったが、一瞬しか会ったことがなくどんな方か分からないBさんだったからだ。

1日目と同じく失礼はあってはならないと緊張から私の現場入り時刻表よりも1時間くらい早く現場に着いてしまう。

私の待機場は2階のワンフロア。そこで、待っていると暫くしてプロデューサーが階段をあがってきた。

「女優さんが体調不良で今、体温計を買いに行っていまして…熱があると今日の現場がバラシになる可能性があります…」


────マジかぁ

率直にそう思ったが、体調ばかりはどうにもこうにも仕方がない。なりたくて体調を崩しているのではないのだから。

少し待ち、結果は続行することとなった。有難い。

ただ、撮影が始まってBさんは、やっぱり体調が優れないみたいだった。
私が登場するドラマシーンは午前中に早々と終わって、帰り道に思ったことがある。

撮影中に体調が優れなくてもそれを見せずに頑張っている女優はカッコいい!

もしかすると、この日記を読んでくれているあなたの好きな女優さんもその内の1人かもしれない。



そんな事を思い胸を暖かくさせながら、翌日の現場に備えて真っ直ぐ家に帰ったのでした。

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