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台湾検定1級に合格!あなたの台湾の知識を測る検定です


一般社団法人国際知識普及協会が主催する検定の一つに台湾検定という検定試験があります。

台湾検定は台湾に関するあらゆる知識が求められる検定です。

例えば、政治、経済、歴史、原住民、観光、地理、グルメ、日常生活、祝祭日、言語、スポーツ、芸能など、その必要とされる知識は広範囲に渡ります

5級から1級まであり、1級が最難関。

台湾検定そのものについては下記をご覧ください。

今回、私は1級に合格しましたので、同じく1級を目指す人のために検定について記しておきます。

台湾検定1級の難易度

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受験後1ヶ月ほどでメールで通知が来ます。合格の場合は後日証書が送られて来ます。

まずお断りしておきたいのは、具体的にこんな問題が出た、という話をここではできないことです。

理由は、ネット上にそのような記述をした場合は合格を取り消すという規約があるためです。

従って、アバウトな話しかできないことをお許しください。

5級からある台湾検定ですが、1級は最高難易度の級です。

どのくらいの難易度かというと、もし同じ難易度で日本検定があったら、私は絶対に合格できないでしょう。そのくらい難しかったです。

台湾検定には公式テキストがあります。公式テキストをしっかり勉強しておけば3級までは何とかなると思います。

3級もそうですが、2級、1級となると、公式テキストに全く記載されていない問題が増えていきます。

それらにある程度は答えられないと2級、1級の合格は無理でしょう。

どうすれば台湾検定1級に合格できるか?

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後日送られてくる台湾検定1級認定証

では、それはどうやって勉強すれば良いかというと、特にこれという確実な勉強法はありませんが、あえて言えば日常から台湾に関する知識を深めていくことです。

それは例えば、

  • 台湾旅行中にはあらゆることに興味を持って注意を払い、何でも貪欲に覚えていくこと。

  • 台北だけでなく、色々な地域に行って台湾全体を把握すること。

  • ネットの台湾関連のニュースにはできるだけ目を通しておくこと。

  • ニュースで特に気になったことは、自ら詳しく調べておくこと。

  • 台湾の映画を観たり、台湾関連のYouTubeを観たり、ブログや書籍を読んでみること。

  • 初歩レベルでも良いので台湾華語を学習しておくこと。

つまりは常日頃から自然に勉強しておかないと難しいと思います。

どんな問題なのかのヒント

前述の通り、具体的なことは書けません。

なので、かなりアバウトな書き方ですが、例えばこんな雰囲気です。

  • 日本で有名になった台湾人歌手XXXXのお墓はどこにある?

  • 台湾の歴史を語る上で欠かせない人物ZZZZの没年は?

  • 台湾の街中で見かけるYYYYを表す台湾華語は?

  • RRRR(某都市MRT)とコラボした日本の鉄道会社は?

  • 台湾のKKKKの料金はいくら?

よくわからないかもしれませんが、このレベルの問題は2級、特に1級で多く出ます。

台湾雑学と言って良いかもしれません。台湾のことを何でも知っていないとわからない問題です。

私も受験中に「そんなの普通知らないだろ!」と思った問題がいくつもありました。

でも、そういう類の問題を少なくしていかないと合格できない、それが最難関の1級でした。

実はお遊び感覚でできる台湾雑学検定というのを以前作ってみました。

お遊びですが、台湾検定のレベルを想定して作っていますので、難易度を理解するには良いと思います。

台湾好きな人にはぜひチャレンジしてほしい

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「台湾に留学していた」「台湾で仕事をしていた」「台湾にX年住んでいる」「台湾渡航歴何十回」という人も多いですが、そういう人も実は台湾の一面しか知らなかったりします。

「留学していたので台湾華語なら問題ない」「仕事もあるので台湾経済には明るい」「台湾グルメだけは何でも知っている」「台湾環島したので地理には詳しい」

一部には詳しいけど、前述のように台湾検定の主題範囲は広範囲です。台湾に関するあらゆることを知っていないとダメなのです。

だからこそ、多くの人に自分のレベルがどのくらいなのかを知ってほしいと思います。

自分が合格できた級が客観的に見たあなたの台湾の知識度なのです。

台湾が大好き、台湾に何かしら縁がある、関わっている、そんな人はぜひ一度5級からでも良いので、チャレンジしてみてください。

台湾検定1級合格まとめ

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いきなり1級を受験することも可能ですが、一発で合格できる人はほとんどいないのではないかと思います。

私も2回目でやっと合格できました。

台湾検定の詳細は下記の公式ページをチェックしてみてください。

検定試験は色々ありますが、台湾検定はマイナーな検定です。現在は検定マニアとか、よほど台湾が好きな奇特な人しか受験していないと思います。

台湾での就職に有利なんていうこともないでしょう。

言わば趣味の範囲内かもしれません。でも他国の広範な知識を得るというのは、非常に良いことだと思います。

色んなことを知っているだけで、台湾旅行は以前よりもきっと楽しくなります。

何気なく散策して休憩した二二八記念公園の228の意味。
何気なく見た古そうな郵便局が日本統治時代の建物。
観光コースに入っていた忠烈祠の意味。
台湾のお札や硬貨に描かれている人物は誰なのか。
台湾にあった神社の多くはなぜ壊されているのか。
台湾華語と台湾語とは何が違うのか。
アミ族という原住民はどんな民族なのか。

台湾旅行中にも予備知識があるとないとでは、楽しみ方は変わるのです。

国際知識検定には他の国、例えばベトナム検定とかタイ検定とかもありますが、興味のある国の知識を深めてみるのが無理なく勉強できる秘訣かもしれません。

最後に。私の受験記ブログがあります。興味あれば読んでみてください。

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