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日本と台湾、男女の立場はこんなに違う?

皆さんは「ジェンダー・ギャップ指数」という言葉を聞いたことがありますか?これは、男女が社会でどれだけ平等に扱われているかを示す指標です。最近、2024年度の結果が発表されましたので、その結果と注目すべきポイントを見ていきましょう。

ジェンダー・ギャップ指数とは?

ジェンダー・ギャップ指数は、世界各国の男女平等の度合いを「経済参加と機会」「教育達成度」「健康と生存」「政治的エンパワーメント」という4つの分野で評価します。数値が高いほど、その国の男女平等が進んでいることを意味します。

最新のグローバル・ジェンダーギャップ・レポート

世界経済フォーラム(WEF)は6月12日に最新の「Global Gender Gap Report」(グローバル・ジェンダーギャップ・レポート、世界男女格差報告書)2024年版を発表しました。日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位で、前年の125位からわずかに改善しましたが、政治・経済分野での男女格差は依然として大きいままです。

日本と台湾、男女の立場はこんなに違う?

台湾は、アジアの中で上位に位置しており、性別に基づく役割分業が少ない社会です。特に共働きの家庭が多く、男女が共に家庭や職場で貢献することが一般的です。さらに、台湾の女性は意見をはっきり述べ、自分のキャリアや生活について積極的に行動します。また、台湾では性別によって「これは女/男の仕事」と決めつけられることが少ないです。台湾には女性の大統領もおり、リーダーシップの分野で男女平等が進んでいることが示されています。このような姿勢は、日本から来た学生にとって新鮮で、学ぶべき点が多いでしょう。

一方、日本では結婚・妊娠・出産といったライフイベントが女性のキャリアに大きな影響を与え、キャリアアップを阻む原因となっています。一度退職した女性が子育てを終えて再就職する際、非正規雇用となることが多く、これが男女の賃金格差にもつながっています。これに対して、台湾での経験を通じてジェンダー平等の重要性を再認識することができるでしょう。

これからの社会で必要とされるのは、多様な価値観を理解し、他者を尊重する姿勢です。皆さんも、異なる文化に触れることで自己成長を遂げ、より良い未来を築く力を身につけてね!

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