著者 三宅泰世
三宅泰世(みやけ・たいせい)
NTTアドバンステクノロジ株式会社 マーケティング部門 部門長
一般社団法人ビジネスモデル・イノベーション協会理事
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以降NTT-AT)入社後、技術者として光コネクタクリーナーを開発し、1年半で国内シェア50%以上を獲得。これがきっかけとなりNTT-ATは同じNTTグループから売上規模50億円の事業譲受を受けた。以降、光コネクタクリーナー事業は20年以上、世界のシェアトップを維持。しかし、当時は技術製品の販売部署が存在せず、マーケティングやセールスまでこなし独自のビジネスモデルを構築する。
事業が軌道にのると、官僚的な大企業の暗黙のルールにより窓際組織に左遷される。しかしながら、技術を起点としたビジネスモデル、イノベーションの探求に心惹かれ、海外にその問題解決の手法を探す。
その結果、「ビジネスモデル・キャンバス」「バリュー・プロポジションキャンバス」や、「FORTH INNOVATION METHOD」「INNOVATION MAZE」を利用してビジネス企画を行い、Salesforceの全社導入によりマーケティング・セールス、顧客管理、代理店管理、管理会計、ERP連携までを一気通貫し、0からビジネスを創出し、軌道に乗るまでのプロセスとともに、それを支える業務と組織のマネージメントを全社レベルで改革、管理統括していくオリジナルの道筋を完成させた。
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イノベーションや、組織改革・DXに取り組む人で、新しいことをするときに、企業文化・風土・部署間の障壁に阻まれて悩んでいる人向けのマガジンです。
NTTグループで、32歳で特許発明からグローバル事業を成功させたのにも関わらず、悪徳上司達の陰謀により窓際に左遷。窓際から数々のイノベーションメソッドを使いこなし、全社の経営改革を推進するに至ったノウハウを紹介しています。
あなた自身の才能に気づき、発揮していくための具体的な実践例のあるノウハウを得ることができます。
【実話】NTTグループ企業窓際社員の組織改革物語
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2002年、特許発明からマーケティングでグローバル事業を成功させたものの、大企業の暗黙の掟により窓際に左遷された著者による「組織の壁を壊し…
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