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【実話】NTTグループ企業窓際社員の組織改革物語

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2002年、特許発明からマーケティングでグローバル事業を成功させたものの、大企業の暗黙の掟により窓際に左遷された著者による「組織の壁を壊し、分断された組織をまとめる」ための本。 … もっと読む
イノベーションや、組織改革・DXに取り組む人で、新しいことをするときに、企業文化・風土・部署間の障… もっと詳しく
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2020年2月の記事一覧

一生自分を呪う選択

一生自分を呪う選択

本当の選択あなたにも、いくつもの選択があったでしょう。

本当の選択とは
あなたを創る
それまでのあなたを変えてしまう
選択です。

私の特許発明に端を発した光コネクタクリーナー事業。1999年北米のITバブルの崩壊により市場は一気に冷え込みます。そごうデパートの倒産によりその包紙を受注していた東洋紙業へも影響が行き、製紙業界の再編へと繋がりました。私の発明品の設計製造をしてくれていた徳島東洋紙業

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生き延びるというCoreがイノベーションを成功させる

特許発明から世界シェアトップでも”社外だけで評価”される「イノベーション」という言葉が一般化し、どこもかしこも「イノベーション」ですよね?だけども、それはイベント化しており、なかなか実態が見えてこない。

私自身、1999年に特許発明し商品開発、マーケティングにより世界シェアトップの事業化に成功しています。その実績が”社外だけで評価”され、国立大学、国立大学大学院の講師や、総務省や経産省、一部上場

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100ネタ用意しました。

100ネタ用意しました。

大企業の代名詞NTTグループで、最下層社員が事業を立ち上げ、嫉妬から干され、吹き溜り部署に左遷。そこから社史始まって以来のプロパ社員起案のマーケティング部門を開設。取締役の次のポジション部門長に就任。歴代の役員が失敗してきた営業改革、業務改革をsalesforce を導入して全社横断で驀進中。その活動は、経産省、総務省、文科省、国立大学、国立高専からも注目を集めています。なぜ、そんな非常識なことが

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企業内起業は敵だらけ。信じられるのはあなたの”感覚”だ。その1

1999年 協力会社とともに特許発明をし出願した。
2000年 自分が仕様を決めた商品が出荷されたが、売れなかった。理由は北米で起きたITバブルの崩壊だ。日本の光ファイバ関連の企業の業績はバブル状態から一気に崩壊。社内でも、私の周りから人がいなくなる。組織内は不穏な空気で満たされていく。

これは、ヤラレるかもしれない・・・

ある日、統括部長に呼ばれる。「三宅くん今日から営業兼務。徳島の会社には

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