企業内起業は敵だらけ。信じられるのはあなたの”感覚”だ。その1

1999年 協力会社とともに特許発明をし出願した。
2000年 自分が仕様を決めた商品が出荷されたが、売れなかった。理由は北米で起きたITバブルの崩壊だ。日本の光ファイバ関連の企業の業績はバブル状態から一気に崩壊。社内でも、私の周りから人がいなくなる。組織内は不穏な空気で満たされていく。

これは、ヤラレるかもしれない・・・

ある日、統括部長に呼ばれる。「三宅くん今日から営業兼務。徳島の会社には〇〇億円の在庫があるよね。損益分岐点分かってる?〇〇億円だよね。今の売上は、〇〇千万円しかないよね。あと半年で損益分岐点超えないと、徳島の会社は、清算するから。徳島の会社にはさあ、君と同じ年の人達が20名くらいいるよねえ?どうするんだ?君の責任だよね。」

ここから先は

739字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?