「答が一つ」とは限らない。

 より

上記文抜粋
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その問題に対して里見氏は「勉強は何の為にするのか?」という基本からの逸脱があるのではないかと話を転じている。

ここから引用します。

もし「正解」にアクセスすることが勉強の目的なら、テクノロジーを使うというよりもテクノロジーに任せてしまった方が話が早い。だが自分の知的能力を維持向上させるためなら、それは逆効果である。

~略~

医療の「本質」の一つは、医療者が人間の「心」を持つことだと私は思っていたが、現在では「効率良く正解に至る」方が重要なのだろうか。
医療も教育も、「効率」と「本質」は別である筈だ。ただ、「本質」はわかりにくく、測れない。目に見える「効率」の方がどうしても優先される。それとも、「効率」なくしては落ちこぼれてしまう世の中では、「本質」も変わるというのか。タブレットから「教わる」べく、画面と睨めっこしている現代の子供が、寺子屋で読み書き算盤や論語の素読を教わっていた昔の子供より高級な教育を受け、高等な人間になっていくとは、私には思えない。みんながAIの示す「正解」を目指し、それでハッピーになる社会は、多分ディストピアである。

この里見氏の見解は興味深いと思う。担当する患者の看取りは出来る限り立ち会うものであるという具合の教育で育った世代の医療者の本音が語られている。そして、実際のところ、ある種の諦念によって、好むと好まざるにかかわらず、日本の医療も働き方改革に沿って変わっていくのであろうと述べている。しかし、先に触れたとおり、「医師として自分が働くのならウィーンの方がいいけど、自分が患者であったなら日本の医療の方がいい」という矛盾を現に抱えているという。つまり、効率化の方に重きを置いて世の中が動いている訳ですが、効率化を推進していく中で本質も変わってしまうものだろうか、と疑義を提示している。因みに小見出しには「効率が人間性を壊す」と記されている。

また、文中には「オヤジの断末魔の叫びのようだが、この感覚は私にもわかる」という一文もある。つまり、要旨としては「きっと、受け容れざるを得なくであろうが、そんなに諸手を上げて歓迎すべきものでもない」という逆境の中の声なのでしょう。

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抜粋終わり

唯一の答え だけが、正しいとは限らん。

「答」など、結果的に「出来るもの」であるし、無数だったりする。


説明の文章 より

上記文抜粋
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さて、本題ですが、冥王星がやぎ座とみずがめ座を行ったり来たりしています。来年の1月21日にみずがめ座に入り、再びやぎ座に戻り、最終的に来年の11月20日以降20年ほどみずがめ座を運行します。

このやぎ座とみずがめ座の違いを知ることは、非常に大切です。やぎ座冥王星のこの20年の間、私たちは自分を使役することを知らぬうちに強制されてきました。仕事のためにすべてをささげる暮らしです。人間ロボット化と言ってもよいでしょう。知らぬうちに、私たちは仕事のためにすべてをささげるような暮らしを当たり前のように勘違いさせられています。

これに気づき、新たなみずがめ座冥王星の時代を意識する必要が重要です。やぎ座冥王星のこれまでの時代には、答えが必ずある、、、正しい答えがある、、との幻想の上に成立していました。なので、人々は何か正しい答えがあるという病気にかかっており、自分を失っていたわけです。それが学問であったりエビデンスであったり権力であったりしました。

これに対して、冥王星がみずがめ座に入ると、答えが一つでない時代が訪れます。答えは人の数だけあるというのが、次なる時代の本質なのです。では、何でもいいのか、どうでもいいのか、、、ということになりますが、その自分の答えを、きちんと心の奥に定着させ、他の者にも自分の言葉で説明できるかどうかが問われます。

きちんと自分の思いを説明できたなら、他者との間に共振が生じます。そこにはエネルギーが生じ、様々な共振がそこいら中で起こることによって、自然な住み分けが生じていきます。地球はそうした様々なエネルギーをまとめて次なる時代へ移行を始めるわけです。

しかし、意識がまだやぎ座時代のままでいると、仕事に全精力を注ぎ、自らロボット化の道への歩みを止めることはないでしょう。その方がもしかしたら楽だと思う人もいるからです。冥王星が作りあげたものは、壊されることなく、エネルギーを失うまで自動的に動き続けます。

この20年でロボット化した人は、それを不思議とも思うことなく、エネルギーを失うまでロボットの道を歩むことになるわけです。意識変換は答えがひとつでなく、答えは自分の中にしかない、、、ということに気づいた時であり、さらにそれを周囲や外界に説明できた時、新しい形での共振が始まり、、、それが風の時代ということでもあります。

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抜粋終わり

やぎ座冥王星のこの20年の間、私たちは自分を使役することを知らぬうちに強制されてきました。仕事のためにすべてをささげる暮らしです。人間ロボット化と言ってもよいでしょう。知らぬうちに、私たちは仕事のためにすべてをささげるような暮らしを当たり前のように勘違いさせられています。

もし「正解」にアクセスすることが勉強の目的なら、テクノロジーを使うというよりもテクノロジーに任せてしまった方が話が早い。だが自分の知的能力を維持向上させるためなら、それは逆効果である。

なんか共通するところがあると思う。

本質を失うと、効率など無くなってしまう。

効率偏重は・・・「戦争の論理」
「非常の法・無法の政」とか、孫子は、軍事には要るという。でもそれは、孫子も「非常時・無法状態」だから・・・

逆の言い方をすると「馬上で天下をとれても、馬上では天下を治めれない」

効率に呪縛される・「唯一の答え」を信仰する・・・これは、まさに「学校教育・・・特に日本」の在り様で、それで腹の底まで洗脳されているのが、日本。

そりゃ、「使役される」しか無くなるは・・・奴隷化家畜化も、天皇も居るので必然。

まあ「天皇」なんぞ「使役する家畜」と「草」が「日本人」なのだしな。

「万世一系の天皇」・・と「唯一の正解」って、被るよね・・・

そんなのは、もう「終わり」

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みに富む社会になりますように

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