皆を不幸にする「環境保護」

より

上記文抜粋
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No. 1818 私がケネディを応援する理由
投稿日時: 2023年6月6日
Why I’m for Kennedy

by A J Smuskiewicz

1970年代半ばの10代の頃、私は自分を環境保護主義者だと思っていた。自然の生息地や野生動物が好きで、興味があったのでそれらを守りたいと思った。そのような前向きな気持ちは、私自身が自然や動物に触れた経験や、マーリン・パーキンスの『ワイルド・キングダム』などの動物テレビ番組に触発されたものだった。さらに、1960年代から1970年代初頭にかけて、ネイチャー&エコロジー運動の余韻が残っていた。私の家では、家の玄関の窓に緑の「e」(エコロジーの意)の旗{1}のステッカーを貼っていたものだ。私と同年代(63歳)以上の人なら、あの様式化された「e」のシンボルを覚えているのではないだろうか。

しかし、「エコロジー」という言葉を最後に聞いたのはいつだろう。この言葉には、自然がどのように機能しているか、つまり、野生動物が互いに影響し合う方法とその生息地、そして人間が自然と影響し合う方法を理解し、評価することが含まれている。魅力的なテーマだと思ったから、私はそれらのことに興味を持った。そして今も野生動物や自然を愛し、興味を持ち続けている。

残念なことに、いつの頃からか、エコロジーや野生生物、自然について、愛や興味を示すような言い方をしなくなった。今、子どもたちは「地球温暖化のせいでホッキョクグマが溺れて死んでしまう」と言うが、ホッキョクグマが何を食べ、どこに住み、どう行動しているのかについてはおそらく何も語れない。自然界の基本的な科学的・動物学的事実について、私が子供の頃に抱いていた好奇心や喜びの魅力は、まったくないようだ。あるのは、(ラッシュ・リンボーの言葉を借りれば)ドロドロになった小さな頭蓋骨に、これまで以上に悲観的な言葉を詰め込むことだけだ。

環境保護主義の楽しさにあふれる精神的な側面は、暗い恐怖を煽る権威主義に完全に取って代わられた。1960年代と1970年代の自然を愛するエコロジー/環境保護運動は、喜びもなく憂鬱な気候変動カルトに取って代わられたのだ。フラワーチャイルドのヒッピーたちは、コンピュータ化された規制官僚やESGの執行者に変身した。人々は、愛や喜びの気持ちから自然を守りたいという思うよう励まされたり、説得されたりすることはない。それどころか、当局の厳しい指令や、気候の破滅への恐怖を煽るような暗いプロパガンダに従うよう、人々は鞭打たれるのだ。そしてこの現代のプロパガンダは、差し迫った終末の時が人間の文明にどのような影響を与えるかという自己中心的なものになりがちで、植物や動物といった自然界やエコロジーについてほとんど語られることはない。

このような環境問題の議論の変化が、私と議論とのつながりを失わせた。私はそれらと断絶したのだ。気候変動、2050年までのネットゼロ、摂氏1.5度以下、クリーングリーンなどという猥雑なデタラメなプロパガンダを常時浴びせかけられたくはない。興味はない。誇張されたでたらめであり、それは憂鬱で憎しみにあふれ、政治的に動機づけられたたわごとだ。自然を守るためでも、「地球を救う」ためでもない。グローバリストの権威主義者の権力と利益を拡大し、私たちの生活に対する彼らの絶対的な支配を強固にするために作られたものだ。私はそんなくだらないものを支持してはいない。もしそれが今日の環境保護主義者と呼ばれるものなら、それは私ではない。{2}

恐怖ではなく、愛

ロバート・F・ケネディ・ジュニアとチャールズ・アインシュタインは、5月16日のポッドキャストで、これらの問題について爽やかな洞察に満ちた議論をした{3}。ぜひ聴いてみてほしい。なぜ私が美しい自然界を愛し、保護したいと思うのか、その理由を思い起こさせてくれたのだ。

ポッドキャストでは、ケネディは環境保護主義について個人的な見解を述べているが、その見解は、彼の強い精神的信念と宗教的信仰に基づいているようだ。彼は、若い頃に培った自然への愛情から、生物種や自然の生息地の保護に価値を置いている。彼は、いかなる種や動物、植物が失われることも、神の偉大さと神の創造物が減殺されることだと特徴づけている。そして愛に満ちた人が、なぜそのように神の仕事を減殺したいと思うのだろうか?

今までそのように考えたことがなかったので私はその考えに衝撃を受けた。そしてこの美しいコンセプトは、公人からいつも聞かされている文明や惑星の破壊に関する独善的で原理主義的な火と煉瓦の講義よりも、自然環境を保護するためのはるかに魅力的で説得力があり、誠実な主張であると思った。

ケネディは、気候変動に対処することの重要性を信じているというが(私はこの点についてはまだ懐疑的だ)、彼は気候変動が非常に分裂を招く問題となっており、信じる人々が他者に押し付けることはできないことを認め、自身の見解はさまざまな「専門家」から聞いた情報に依存していると言った。気候科学に関して彼の専門知識が欠けていることは、科学的に詳細に学び、環境弁護士として数十年にわたって専門的に訴訟を行ってきたテーマである大気汚染や水質汚濁、医薬品やワクチンに関する知識と対照的だとしている。

ケネディとアイゼンシュタインは、環境保護主義者の間で環境に対する他のもっと具体的な脅威を犠牲にして、二酸化炭素に過度に執着する現状を嘆いている。この問題については、2022年5月2日に配信されたポッドキャストで詳しく解説している。

今、私が支持しているのは、このような独立した、明確な考えの反体制的で権威主義的でない環境保護主義であり、それなら私は投票できる。私が1970年代に信じていた環境保護主義はこういうものだった。

ポッドキャストとインタビュー

ケネディが4月19日に約2時間の演説{4}で大統領選のキャンペーンを開始して以来、この1ヶ月間、私はケネディのインタビューをたくさん見てきたが、彼の立候補を強く支持する理由が他にもたくさん見つかった。特に、「国家権力と企業権力の腐敗した合併が、今、我が国に新たな種類の企業封建主義を押し付けようとしている」という彼の全体的なテーマが気に入っている。彼は、米国における真の自由市場資本主義の欠如とともに、権威主義とグローバリズムの広がりを繰り返し非難してきた。最近、そんなことを言う民主党議員が他にいるだろうか?共和党の中にもそうした問題に言及する人は少なからずいるが、ケネディが容易かつ知識的に論じるような詳細で深い内容に踏み込むことはほとんどない。


例えば、ケネディはウクライナ戦争の複雑さについて、過去数年にわたりアメリカがウクライナへ干渉したために戦争が誘発されたこと、アメリカの軍産複合体を利するために戦争が長期化していること、紛争におけるネオコン/ネオリブのグローバリストの陰湿な舞台裏の影響などを詳細に論じることができる。アメリカの政治家候補がこのような複雑な「語ることを許さない」問題について知的に語るのは、ほとんど前例がない!私はずっとトランプが好きだったが、ウクライナに関する彼の単純化した発言(プーチンは私が大統領なら決してそんなことはしない、私はただ人々が死ぬのを止めてほしいだけだ)は、ケネディの明らかな理解の深さに比べると見劣りがする。

ちなみに、Spotify{5}にはケネディの2021年2月2日からのポッドキャストが多数投稿されているので、大統領就任表明のかなり前から、問題に対する「論争的」見解を表明していたのである。このエッセイでは、特定の番組を探せるよう、ポッドキャストの日付を示してあるため、その気になれば、番組のリストをスクロールして探すことができる。あるいは、自分でリストに目を通して、面白そうなタイトルをチェックすることもできる。ケネディがウクライナ戦争について2023年5月10日と2023年5月5日の日付のポッドキャストで話している。

理解の深さは大統領にとって重要で、それはディープステートの悪人たちに自分が転がされないようにするためのバックボーンになるからだ。トランプにはケネディのような深みと知性が欠けている。だから私は彼がウクライナに関してネオコンの温情主義者に立ち向かえるという確信が持てないのである。結局、彼は大統領時代、周囲の温情主義者に促されてウクライナに武器を送った。 トランプの勘の良さは昔も今も十分ではない。彼は当時も転がされたし、また転がされるだろう。ケネディの深い理解力があれば、彼は強く立ち、反撃し、戦争屋に勝つことができるだろう。

トランプが永久に沼に住むインサイダー層から転がされた最悪の事態は新型コロナだった。ロックダウン、マスク、ワクチンの強制、その他すべてのファシスト・ファウチ・ビルクスによるナンセンスの行為だ。ケネディは文字通り、ファウチに関する本{6}(2021年6月19日ポッドキャスト)と映画(2023年1月16日ポッドキャスト)を作っており、彼は自分の政権でその種の曲がった嘘つき違憲の犯罪が起こることは決して許さないだろう。

ケネディといえば、「反ワクチン」「ワクチン懐疑論者」で最も知られている。なぜなら、彼は政府と製薬会社が腐敗した結託をして、安全で効果のない薬やワクチンを推進していることに対して、勇気をもって声を上げたからだ。新型コロナワクチンは最も新しい顕著な例である。(2022年8月3日と2022年3月17日)。また、自身の神経性発声障害(痙攣性発声障害)が薬剤の副作用に起因している可能性を示唆している{7}。

新型コロナの問題は私にとって本当につらかった。なぜなら私は科学の知識があり、マスクが役に立たないこと、ワクチンに潜在的な危険があることを知っていた。だからバイデンのワクチン強制接種に従うことを拒否した結果、仕事を失った。だから私は政府と企業の邪悪な行為に反対を唱える人を支持するのだ。アメリカは、医薬品に依存し、誰もが不自然な薬物誘発のトランス状態に陥っている、恐怖の心身症国家となった。このような問題に対して知識があり、明確な発言をする大統領を持つことはアメリカ国民にとって非常に教育的で有益になるだろう。そして医学界の権威(2022年10月31日)と製薬会社(2022年3月18日)の嘘が米国大統領によって暴かれるのを見るのは素晴らしいことだ。

政府と企業が結託して有害な薬やワクチンを国民に押し付けたことは、彼らが何十年も前から結託して、病気を引き起こす有害化学物質を環境(2021年6月10日)、食品(2022年3月9日)、さまざまな消費財(2022年5月19日)に入れ続けてきたことを考えれば、誰も驚かないはずである。ケネディは、このような汚染者や病気の商人と戦うことで弁護士としてのキャリアを積んできた。ケネディは、今日のインチキで自称炭素に執着する「環境保護主義者」ではなく、健康と環境を守るための法的実績があり、本物の環境保護主義者なら誰でも賞賛を受けるはずである。

さらに、ケネディが独自に戦っているもう一つの現代アメリカの問題は、言論の自由に対する攻撃の高まりと、ビッグテックによる検閲の広がりである(2022年5月16日)。メディアを支配するエリート自称知識人たちは何年にもわたり腐敗し利益を得ている製薬会社や化学会社に関して真実を語る彼を黙らせ、信用を失墜させようとしてきた。ケネディは、大統領選への立候補を表明するために行った長時間のスピーチに言及してこう言った。 「18年間も検閲を続けているとこういうことになる。私は話したいことがたくさんある。これから1年半の間、私は本当に彼らに対して思い切り話すつもりだ」

ケネディは、大統領としての最初の行動はジュリアン・アサンジの恩赦(2023年3月17日)になるだろうとも言っており、ツイッター{9}でこう述べた。「言論の自由を唱える代わりに、アメリカはジャーナリストや内部告発者を積極的に迫害している。私はジュリアン・アサンジのような勇敢な真実の語り手を赦免し、彼らが暴露した腐敗や犯罪を調査するつもりだ。ここはソビエト連邦ではない。私が愛するアメリカは、反体制派を投獄したりはしない」

ケネディは、従順なメディアのプロパガンダ的な人々から、ワクチン懐疑論者として非難されるだけでなく、「陰謀論者」として貶められることも多い。それは伯父の殺害(2021年12月9日)と父の殺害、その他のCIAの欺瞞(2022年12月4日)に関する政府の嘘など、我々の文化や社会に根付いている多くの政府の嘘を大胆な発言で暴いたからである。

それらの嘘について発言したことで、羊たちは彼を変人と呼ぶ。しかし政府のデタラメを信じ続ける人こそ、本当のキチガイなのである。人々の目を覚まさせるために一体何が必要なのだろうか?おそらく、新しくケネディが大統領になったホワイトハウスから、聞いたこともないような真実が語られることだろう。

普通の時代ではない

ケネディは、もし「普通の時代」であれば大統領選に出馬することはなかった、「普通の時代ではないからこそ出馬を促された」と述べている。特にコロナ、ウクライナ戦争、検閲に関して、グローバリズムの権威主義の台頭と民主党の腐敗に警鐘を鳴らしている。そしてまたこの権威主義の前進における政府と企業の癒着という全体的なテーマを強調している。彼の多くのポッドキャストやインタビューでこれらの問題についての議論を聞いていると、彼はトランプよりもずっと反体制的であり、また反体制的である理由についてもずっと明確であることがよくわかる。だからこそ私は2024年の大統領選挙でトランプよりもケネディを支持するのだ。

多くの論客はケネディに勝つチャンスはないと言っている。ケネディ自身も述べているように、彼は1968年の父親のように、強力な民主党のエスタブリッシュメントと戦争マシンに対抗するために立候補している。彼の父親も当初はチャンスはないと一蹴された。しかし、RFKシニアがカリフォルニア州の予備選挙で勝利したことで、彼が勝つ可能性は非常に高くなった。しかしその勝利の直後、彼は殺された。同じくアメリカの戦争マシンに反対していた兄のジョンが殺されてから5年後のことだった。

ジョンとロバートの暗殺によって多くのアメリカの希望が失われた。それ以来、さらに多くの希望が殺されてきた。しかしロバートの息子は、1960年代のより希望に満ちた時代との生きたつながりである。この血のつながりを通じて、死んだように見える希望をよみがえらせることはできるのだろうか?

そのような希望のメッセンジャーを支持する、考え、思いやり、知識のあるアメリカ人は十分に残っているのだろうか?ケネディは、検閲とプロパガンダのメディアの壁を破って、彼のメッセージを広く聞かせることができるだろうか?アメリカには、このメッセージに耳を傾け、行動に移すだけの美徳、善意、自尊心が残っているのだろうか?

正直なところ、私の直感は「ノー」である。1968年に多くのアメリカ人がRFKを支持したように、2023年から2024年の徹底的に退廃したアメリカが今のRFKを支持するわけはない。

この国は今、あまりにもひどく迷い、腐敗し、病んでいて、愚かである。しかし私は気にしない。私はとにかく彼を支持する。RFK Jr.に期待することで、私はすっかりあきらめてしまった国や、放棄してしまった環境保護活動に対するわずかな希望にしがみつくことができるのだ。

興味深いインタビュー

最後に、ケネディがクレイジーな左翼のクリスタル・ボールとその友人のサーガーから、ウクライナ、ワクチン、気候変動、バイデン、トランプ、その他についてかなり厳しい質問に答えている、特に興味深い50分のインタビュー{11}を見ることをお勧めする。彼の返答は、環境問題や気候変動を含めて多くの右派の人々が彼を魅力的に感じている理由を示していると思う。


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抜粋終わり

環境保護が、環境を破壊する。環境破壊企業同様に、時にそれ以上に。

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みに富む社会になりますように

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