
家庭内稟議が通ってしまった
自分の要求を口に出すのに金はかからない。むしろ、それで望みが叶うのであれば、言ったほうがいい。
今、僕はこの投稿を2013年モデルのPanasonic Let's noteで書いている。だいたい2年前に中古で3万円程度で購入した。
2017年に行った日本一周の旅では、このパソコンは南は沖縄本島から北は北海道の礼文島まで一緒に訪れ、旅中の写真編集を頑張ってもらっていた。
しかし、iPhoneやiMacなどの他のディスプレイで写真を表示したときに、色味があまりにも違うことに悩まされていた。あと、さすがに最新のAdobeソフトを立ち上げたり終了したりするのに時間がかかる。処理をするのにも待たされる。
つまり、僕は新しいパソコンがほしい。ガシガシと写真編集ができる1台が欲しい。
いろいろと検討した結果、Apple MacBook Pro 13インチ(Touch Barなし)にしようと思う。
ということで、先週、家庭内の稟議システムに基づいて、我が家において唯一神に等しい最高権力者であり、財政を司るお嫁様にお伺いを立てた。
僕「…ということです。いかがでしょうか?」
嫁「うん。買っていいよ」
悩む間もない。二つ返事でOKである。20万円を超える買い物をこんなにアッサリと許していただけるとは…
最初は『これがデキる人の決断するスピードだ』と感心していたが、近い将来に僕はチャーシューにされてしまうのではないか?と逆に怖くなってきた。
だが、OKはOKだ。チャーシューにされる前に買ってやる!と意気込み、さっそく公式サイトで注文画面まで進む。
だが、なぜだろうか?
この青いボタンが押せないのである。
結局、決裁がおりてから1週間以上が経ったが、今日も6年目に差し掛かろうとしているLet's noteに頑張ってもらっていた。
お嫁様からは「なんだ、新しいパソコンは買わないの?」と言われてしまう始末。
今の時代、どんなことでも行動できる奴が勝つと信じている。どんなに小さくても最初に一歩を踏み出して前に進める人間が勝者となる。
でも、僕は負け犬だったのだ。
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