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『あぐら』ができない人|股関節ストレッチ5種類|7分

大阪を拠点に関西各地方にフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動している BODY PARTNARS の 藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto) 


今回の記事では『あぐら』がかけない人に向けてストレッチを5種類ご紹介していきます。


実践する前にあぐらがかけない人に考えられる原因について解説したいと思います。

『あぐら』がかけない主な原因

あぐらがかけない人は、股関節の硬さが関係している可能性が考えられます。

股関節の屈曲・外転・外旋の動きです。カラダの解剖や構造から考えて、これらの動きが悪くなってしまうことで『あぐら』ができにくくなっていると予測できます。


股関節の屈曲・外転・外旋とは

屈曲(くっきょく)…曲げる動き
外転(がいてん)…外に開く動き
外旋(がいせん)…外方向に捻る動き

3つの動きが複合的に組み合わさった上で『あぐら』をかくことができています。


それでは次に、それぞれどの筋が硬くなってしまうと関節の動きに制限がかかってしまうか解説したいと思います。

臀筋群・ハムストリングスが硬くなる『曲げる動き』が低下

お尻の大臀筋や中臀筋(後部繊維)、ハムストリングスは股関節の伸展動作に作用する筋です。これらの筋群が硬く、緊張した状態になると股関節の屈曲制限に繋がります。。

股関節の曲げる動きが悪いという人は、ハムストリングスや臀筋群の柔軟性を高めることが必要です。


ハムストリングスが硬いかチェックする方法



内転筋群が硬くなると『外側に開く動き』が低下

内ももの大内転筋や短内転筋、長内転筋、薄筋、恥骨筋などの筋群は股関節の内転動作に作用します。これらの筋群が硬く、緊張した状態になると股関節の外転制限に繋がります。。

いわゆる、開脚の動きができない場合です。足を開く動きができない人は、内転筋群の柔軟性を高めることが必要です。


外転動作も屈曲動作に加えて『あぐら』をかくために必要な動きの一つです。


中臀筋や梨状筋、恥骨筋が硬くなると『外方向に捻る動き』が低下

お尻の中臀筋(前部繊維)や梨状筋(股関節屈曲位)、恥骨筋などは股関節の外旋動作に作用します。これらの筋群が硬く、緊張した状態になると股関節の外旋動作の制限に繋がります。。

外旋動作とはつま先を外側に向ける動きのことです。


なお、『あぐら』をかくためには、曲げる動きと合わせて外に捻る動きを獲得しないといけません。屈曲、外転、外旋の動きに関わるすべての股関節の柔軟性が必要です。


それでは、これらの動きを改善するストレッチをご紹介していきたいと思います。

『あぐら』ができない人|股関節ストレッチ5種類

痛みや不調をお持ちの方は医師やトレーナーに相談してから実践するようにしましょう。


1回で改善できない場合がほとんどだと思います。。

ですが、毎日地道に続けて実践し、変化を確認していくようにしましょう!※目安期間は1週間〜1ヶ月程度

それでも改善できない場合は、他に原因があるかもしれません。


ご質問、動画のリクエスト気軽にどうぞ♪
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この記事のまとめ&最後に

・あぐらがかけない人は、股関節の硬さが関係している可能性
・カラダの解剖や構造から考えて、股関節の屈曲・外転・外旋の動きが悪くなってしまうことで『あぐら』ができにくくなっていると推測できる
・股関節の屈曲動作を改善するには、ハムストリングスや臀筋群の柔軟性を高めることが必要
・股関節の外転動作を改善するには、内転筋群の柔軟性を高めることが必要
・股関節の外旋動作を改善するには、中臀筋(前部繊維)や梨状筋(股関節屈曲位)、恥骨筋などの柔軟性を高めることが必要
・ストレッチ動画を1週間〜1ヶ月を目安に実践して変化を確認する

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