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ひと夏のかき氷屋をやります 1 林業チームがなぜかき氷屋をやるの?

伊豆市修善寺温泉場、レンタルスペースmost 8092にてひと夏のかき氷屋をやることになりました。
伊豆近辺だけでなく、京都や横浜まで(用事のついでだけど)かき氷屋に行って研究し、日々かき氷の練習をしたり打ち合わせをしたりしています。
ここではかき氷屋をやるまでの話やそれにまつわることを思いつくままに文章にしてみます。よかったら見て、直接お店に来てくれたら嬉しいこと限りないです。

僕はアラハラスヤッホという林業の会社をやっています。
チームメンバーは全部で5人で、早朝から山に入って日々間伐しています。

なぜ僕たちがかき氷屋をやるのか。

林業と飲食業は全く違う仕事ですが、個々人の人生はあらゆる分野に移動しながら紡がれているので、業種の違いなど全く関係ないのです。
世の中には相乗効果を生みやすい組み合わせが存在して、それに則らないのは非効率的だと考える人もいるだろうと思いますが、そんなことはどうでもいいのです。
心惹かれることに対しては、身体も頭もとても動いてくれます。
だから周りからよくわからないと思われても、自分の中に心惹かれるものがあればそこはベストパフォーマンスを超える、自分を超えるものを見せてくれるかもしれません。僕は心惹かれるものにしたがって行動する人が好きです。

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チームメンバーは僕含めて今は5人で面白いのばかり。

メンバー紹介

茅葺職人でアーティストで、丸太でlogstoolを作り始めた後藤さん(しめ縄作るの大好き)。カレーがめっちゃ美味しい。生花、茶道を嗜み、世界もいろんなとこに行っているので視界が広い。やりたいことに対しては動きが早いが、やりたくないことに対してのやる気のなさがピカイチ。
insta : https://www.instagram.com/ttggss8/
         : https://www.instagram.com/vernacularworks/

サンスクリット語、スペイン語、英語、日本語を操り、インドでサンスクリットを学んでいたりいろんな国に住んでいたからいろんな文化に造詣が深く、ヒンズー的な世界観が身体から溢れている、温厚でエロいアンディ。彼の故郷であるチリのパタゴニアのトーテムポールであるrewe(レウエ)を作っている。


メンバーの中で一番地域に貢献するという思いに溢れていて、インタープリターとして中学校で出張授業や、大学生に向けての合宿などにとても力を入れていて子供愛に溢れている、今では希少な愛のある口うるさい頑固親父である大ちゃん。猟師。
insta : https://www.instagram.com/mata.ne_izu/

突然流星の如く大阪の真ん中からアラハラスヤッホ目掛けて飛んできた勇太。
思春期の子供のようなエロフィルターを通して世界を見ているがその分周りをよく見ているし、言葉がとても正直で素晴らしい。音楽と林業で生計を立てたいと思っている。

というメンバーで構成されています。こんなメンバーと仕事できて本当に社長やっててよかったなと思うことがよくあります。

焚火ミーティングの中で


林業が主な仕事で、朝早めに山に登り、焚き火をしながらミーティングして、間伐を早めに切り上げてその後はそれぞれの活動をしています。

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僕らは林業で生計を立てているけれど、補助事業で回っている今の林業に依存しっぱなしではいけないね、という気持ちがあります。補助事業がいい悪いではなく、合う合わないの問題です。だから林業は朝早くから動いて1日の早い時間で終わらせて、自分たちのこれからの暮らしのための活動をしているのです。

僕自身も夏の間海のそばでピザ屋をやったり(今は休止中)補助事業ではない山のある暮らしを生み出そうとこの5年ほどいろいろやってきて、今は代表としてチームメンバーのサポートと、会社という形でできることを日々模索しています。

今回のかき氷やの発端はアンディ。
アンディはチリ料理のレストランをやりたいという話を焚火の場などで常々していて、寒い日は日々あったかいチャイや蜂蜜生姜ティーを作ってくれたり(山で飲むのもあってめっちゃ美味しい。彼はインドにいたからちゃんとインドのやり方で作ってくれる。)エンパナーダを作って持ってきてくれたりしました。
僕自身も露店をやったりしていたし、オーガニックジャンクフードというコンセプトで自分で露店をやるか、露店などのジプシーワークをエンパワーするようなソフトやアプリを作りたいと思っていたところ、後藤さんがかき氷屋をやろうという案を突っ込んできたのでなんだか急にみんなのかき氷屋に対してのやる気が高まり、後藤さん、アンディ、僕、勇太でひと夏のかき氷屋をやる、そしてたくさんの人に来てもらった方が楽しいから出来るだけ来てもらえるようにちゃんと広告的なこともやったりしよう。出来るだけオーガニック、OJF(organic jank food)で行こう。というかき氷プロジェクトチームが発足しました。

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失敗も成功のうち

実は僕と後藤さんは何度かイベント出店をしていて、茶屋をやったりカレー屋をやったりしたのですが、店構えとかメニュー、お皿の盛り方などはめっちゃ頑張るけど広告的なことを全くやっていなかったり、場所に対する分析が足りなかったりで手痛い失敗をしていたので、今回は伝えることを頑張ろうと意気込んでいます。
いつの間にか僕はロゴ作ったりかき氷屋のインスタアカウント(フォローしてもらえたらめっちゃ嬉しい!!)作って投稿してたり、ショップカード(置かせてもらえるところ募集中!!)作ったりして広告担当みたいになっているので、頑張っているところです。
別にデザインの勉強したわけでもないけど、いろいろやって生きていたらなんとなくできるようになっている。それも人生の面白いところです。

思いつくままに書いてたらこんなに書いていました。

今後もかき氷屋のことを中心にした話を、かき氷屋が始まるまでか終わるまで書いて、出来るだけ多くの方に知って足を運んでもらいたいと思っています。
よかったらスキしたりフォローしてくれたらとても嬉しいです。

ありがとうございました^^


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