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足の神様とランニングコミュニティ

神社と文化

神社という場と空間では、人々の想いによって生活文化が創造されてきた。例えば、学問の神様 菅原道真公。学問の神様を慕う人々から天神講という文化が創造されていきました。

「寺子屋」は、江戸時代の庶民の間から生まれた教育機関です。寺子屋とはいっても、必ずしも僧侶に限らず、武士や庄屋など学のあるさまざまな身分の人々が師匠を務めました。

この寺子屋と菅原道真との間には、深いつながりがあります。江戸時代には、道真は学問の神さまとして広く信仰されており、2月25日の道真の命日にはそのご神像を掲げて「天神講」という行事が全国的に行われていました。

足の神様として慕われている服部天神宮では、足の病から完治し、足の神様に対する感謝の心を最大限表現するために、わらじ草履を奉納する文化が江戸、明治、大正時代にかけて育まれてきました。それぞれの時代で具体的な願いは変われども、神様への感謝の心は変わらず生き続け、その心の表れ方は、集団の想いによって変化していきます。

ランニングコミュニティ

足の神様を慕う人々は全国各地にいらっしゃいますが、中でもランナーさんがお参りされる割合が大きくなってきております。

そんなランナーさんと共に、神社で今までの足の神様への想いを紡ぎながら、新しい文化のかたちを模索していきたいと思っております。

「日々走れることに有難さを感じ、これからの健脚を願っていく」

足の神様のもとで、そんな想いに共感したランナーが集い、あらゆることに挑戦していけるランニングコミュニティを作っていきたいと願い、今回立ち上げました。

足の神様 服部天神宮 ランニングコミュニティhttps://www.facebook.com/groups/362848878875501

今回のランニングコミュニティへの想いに共感され、協力していただけるのは、世界7大陸アドベンチャーマラソン走破されたアドベンチャーランナーの北田雄夫さん。

北田さんのご協力のもと、私自らもランナーとして走りながら、コミュニティの一員として、一緒によりよい世界へ向けて、行動していくつもりです。

今後の展望

今後やってみたいことを実現を願ってメモしておきます。

●健脚祭                                 健脚祭とは、足の神様をお慕いする人々が、日々健脚で生活できていることに最大限の感謝の心を表現する特別なお祭り。全国からランナーさんが集い、足の神様に祈りを捧げて、健脚を祈願するお祭り。

●歴史古道ランニング                        走ることを通じて、全国各地の歴史古道の魅力を伝えていく。古道にある神社の魅力も同時に紹介していくことで、神社の維持・発展へとつなげていく。


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