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今日の日経ニュース!(4/23)

こんばんは。タイゾウです。

「データ分析の核、外部から」”個客開拓”自販機で

・サントリーHDは企業内設置の自販機とスマホアプリを組み合わせたサントリープラスサービスを始める(法人の従業員対象)

・スマホに毎日個人の健康リスクに応じた課題が配信

・企業の医療費負担減に繋げる狙いだ

・DX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、個客に焦点を当てる

・外部からのIT人材採用強化を図り、人事制度も切り替える

<考察>

日本では身近で、街に当たり前に佇む自動販売機。本来の目的は飲み物を買う為の機械に過ぎない。しかしそんな自販機の目的が新たな姿に変貌している。

先日あるテレビ番組で、これからの自販機は社会インフラ的存在になると取り上げられていた。その事例として、まず自販機が街の防犯の役割を担うという。自販機は基本的に24時間365日稼働している。しかも日本には自販機が街中に張り巡らされている。その2つの特徴を生かし、防犯カメラを自販機に設置することで防犯の役割を担う。また災害時において停電した際には、畜電力により災害時の電力供給の役割も担うという。

従来の目的からは想像もつかない存在になっている。その自販機がさらに人の健康管理までしてくれるというのだから本当にビックリだ。健康状態において飲み物を選び薦めてくれる。果たして便利なのかどうかは使ってみないと分からないが、企業が売りたいもの(高価格商品や利益率の良い商品)を自然と買うように誘導されるのではないかとも感じる。

ともかくこれからの時代は商品を購入するか否かに関しては消費者が自ら行うだろうけれども、どの商品を購入するか「選択」という消費行動は徐々になくなっていくのではないかと考える。


#COMEMO #NIKKEI