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【マレーシア】医師なので自分を診断・治療してみた〜日本人の羨ましい習慣〜

はじめに

皆さんこんにちは、TAiRA(たいら)です。

前回の記事で、「3週間まともな食事を摂らないでいたらぶっ倒れた」エピソードをご報告させていただきました。

そこから数日経ちましたが、まだ倦怠感・めまい・日中の眠気が治まらず。

家事・育児・仕事が立て込んでいてなかなか休めないせいだと思うのですが、「このままだと詰む」という危機感から、本気で体調改善に乗り出してみました。

そういえば私は医師なんですよね。忘れてた。

なので自分で自分を診断・治療してみました!

「なんだそりゃ」と思った方も、「面白そう〜」と思った方も、この先をお読みいただけるととっても嬉しいです。

生活習慣を見直すことの大切さと、日本人の贅沢な生活習慣について書きました。

是非ご覧ください!

診断結果は自律神経失調症

私のカルテは、こちら。
(細かいのでとばしていただいても結構です)

<プロブレムリスト>
#自律神経失調症
#不眠症

主訴)倦怠感、めまい、不眠(入眠障害・日中の眠気)、動悸
既往歴)高校生〜めまい、大学生〜片頭痛

S)2024年3月半ばに日本からマレーシアに移住した。最初の1ヶ月間は夫もマレーシアに滞在していたが、今は日本に帰国。現在一人で家事・2人の子どもの育児・仕事をしている。多忙のため、夫の帰国後3週間程度はまともな食事を摂らず、子どもの残飯をつまみ食いしていた。就寝時間0時〜、起床時間5時半。寝付きが悪く、そのため日中の眠気が強い。思考がまとまらない。5月10日朝から酷い倦怠感・めまいを自覚して立っていられなくなり、5時間爆睡した。その後も症状改善に乏しい。

O)割愛

A)自律神経失調症、不眠症

P)まずは生活習慣(食事・運動・睡眠・入浴)を整えることが優先される。それでも日常生活に支障をきたすほどの症状が持続する場合は、医療機関受診を。

ほうほう…そうなんですね、先生。(わざとらしい)

診断名は自律神経失調症です。皆さんも聞いたことありますかね?つまり「自律神経が乱れている」ということです。

私の場合、気候の影響や疲労で自律神経が乱れることがよくあるので、今回も同じ機序だと思います。

そうですよね〜...まずはグチャグチャの生活習慣を見直さないと、絶対に体調回復しませんよね。

ということで、生活習慣ひとつひとつを丁寧に見直してみました。

食事・飲酒・カフェイン

バランスの良い食事を一日三食摂取しましょう。水分補給は多めに。過度な飲酒・カフェイン摂取は睡眠の質を落とすので要注意です。

by TAiRA先生


とはいえ余裕がないので(時間的余裕よりも精神的余裕がない)、せめて一日一食は確保するよう努力します。

また「子どものご飯は用意したけど、自分のご飯を用意するの忘れてたわ」とか「水を飲む暇がない」とかいうことがよくあるので、気を付けたいと思います。

私は晩酌はしないですしカフェインも昼食後以降は摂取することはないので、ここはクリアですね。

運動

軽く汗ばむ程度の適度な運動を毎日取り入れましょう。散歩、ジョギングなど。リラクゼーション効果のあるストレッチも良いでしょう。

by TAiRA先生

マレーシアはちょっと屋外に出るだけで汗だくなので、これ以上汗をかく必要はないと自己判断。(おい)

私はもともとヨガが趣味ですが、マレーシアに来てからはできていませんでした。しかし今日、寝ても寝てもダルさがとれず、久々にやってみることに。

やっぱり…効果テキメンでした!

やるのとやらないのとでは身体的・精神的安定感が全く違います。できれば毎日取り入れたいですね、ヨガ。

私と同じように倦怠感・疲労感が強い人は、是非ヨガをやってみてください〜。

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入浴

シャワーで済ませず、湯船に浸かりましょう。

by TAiRA先生

マレーシアの家には浴槽がありません。基本的にシャワーだけです。

日本人がたくさん住んでいる地域は浴槽付きコンドミニアムもありますけれどね…これは諦めるしかなさそうです。

マレーシアに移住する前は「毎日浴槽に浸からないと死んじゃう」(女子)って思っていたんですが、移住後は「暑いからシャワーだけでいいや」(男子)にアップデートされました。

浴槽ないだけで死んでる場合じゃないですからね。

睡眠と起床

22時までには入眠しましょう。例え寝る時間が遅くなってしまったとしても、起床時間は変えないように。起きたら朝日を浴びましょう。

by TAiRA先生

22時までに入眠…したいんですけどね。

本当は私も、

「夜は疲労のため思考力が低下しているので、クリエイティブな活動には向きません。なので仕事ではなく、自分の体調をメンテナンスするために使います。温かい飲み物を飲みながらゆっくり読書したり、ストレッチしたり。リラックスしているので22時にはすぐ眠りにつくことができますよ」

とか言いたいんですけどね。

現実は

「20時、子どもたちを寝室に押し込む。最初は寝かしつけを頑張るが40分経っても寝ない。諦めて寝室を出ていくと2人とも追いかけてくる。再び動物園状態になったリビング。今度は自分が寝室に引っ込んで仕事を開始。扉の向こうから『お仕事ひとつだけにして!全部やっちゃダメ!』、『お仕事まだ終わらないのー?早くしなさい!』、『歯ブラシ用意したから歯を磨いて寝なさい!』(←優しい)と延々と催促され仕事が後ろにずれ込み0時

ですからね。まあでも、「起床時間は変えない」はクリアしていますね。

あと私がマレーシアに来て「日本人が羨ましい〜!」と思ったのが、

朝日を浴びて目が覚める

習慣があることですね。

過去記事にも書きましたが、マレーシアの日の出は通年7時頃。私が起きる5時半はまだ真っ暗なんです。

マレーシアに移住してもう2ヶ月経ちましたが、毎日毎日「朝日を浴びながら目覚めたい」って思うんですよ。

なんて贅沢な習慣なんだろうって、移住して初めて気付きました。「日本にいる旦那がズルい」という憎しみまでわいてきます。

「じゃあ、自分が7時に起きればいいんじゃない?」というご意見もあるかとは思いますが、子どもたちが学校に遅刻するのでやめておきますね。

さいごに

とりあえず、今後はTAiRA先生のアドバイスを参考に、生活習慣を整えるよう努力していきます。

「どれも知っている内容だった」と思うかもしれませんが、そうなんです。誰もが知っている当たり前のことが健康維持には大切なんです。

でもそれを実践できているか?というと、そうでもなかったりしますよね。医師の私が「知ってはいるけどできていないことだらけ」だったように。

もし皆さんの中にも体調不良を自覚している方がいらっしゃいましたら、是非今回の記事を参考に、セルフケアに取り組んでみてくださいね。

元気になって、またいっぱいnoteを書きましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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