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【書評】ダイアグラム思考 次世代型リーダーは図解でチームを動かす

こんばんは。
私の大きな課題として、
「図解が苦手!!!」があります。
これはもう何年も課題意識を持っていて、練習がてらノート・ペンを握り図解化を試みるもなかなか「人に伝わる」ものが作れませんでした。

そこでこの課題を克服すべく何か参考になる書籍は無いかと、「ダイアグラム思考 次世代型リーダーは図解でチームを動かす」を読んでみました。

感想

ある程度読み進めてみての感想ですが…。

前半:「図解の大切さ」を伝えるボリュームが多い

前半は「図解すると人の記憶にこんなに定着するんだ!」「図解を用いた資料は短期的な理解を促す」みたいな、正直ちょっと「あたりまえでは…??」という内容が多かったです。
特にこの本を手に取る人ってもうすでに図解の重要性を理解しているはずなので、冗長に図解の大切さを説明されるより図解するための思考性みたいなのを書いてほしいなという…。

それと、前半の図解の重要性の解説に関しては色々な論文や書籍、学者の発言を抜粋した内容が多く「抜粋しただけ」になっているなという印象が…。
抜粋して「こういうことを言っていた」「こういう説がある」→「だから図解は重要」の流れがポンポン続くけれど、ムズカシイ表現を並べているだけでちょっととっつき辛かったです。
それと先に書いたとおり、ムズカシイことを言っているけど結局文章だけじゃ伝わりづらいから図を書こうねって言いたいだけなのでは?と感じざるを得ない部分も多いというか…。

後半:やっと図解するうえでのポイントが説明される

後半まで読み進めて、ようやく「これこれ!!」という欲しかった情報にありつきました。
推移図やマトリクス図等、基本的な表現方法に対する考え方・アウトプットの仕方を説明してくれています。

(改めて前半の内容は自分にとってそんなに重要ではなかったなという…。)

読み終えて

この本はリーダ⇔図解思考を結び付けているので前半は小難しいことが多く書かれていたのかな、とちょっぴり感じました。
もうちょっと頭を柔らかくして図解するコツだったりが知りたいなーという気もするので、今度は以下の本を少し読んでみて図解についてのポイントを抑えるのは終わりにしようかなあ。(あとはただアウトプットするのみだと思うので)

なんでも図解とどちらにしようか悩みますが..。

それと本書籍を読み終えての感想として、改めて一度自分の技術スタックと見つけるべき技術スタックを洗い出して図解化しようかなと思いました。

では。

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