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「立ち位置」を変えることで、仕事が面白くなっていく

こんにちは!矢上です。


多くの人と仕事をしていると、「お、この人何か変わったな」という瞬間にでくわすことがあります。
発言の責任感、意欲、目の色、そして雰囲気が違うのを感じるときがあります。
その人の中で何が変わったのでしょう。


ラクロスをやっていたときにも同じ現象がありました。
特に感じるのは最上級生が抜け、3年生が4年生になった時。
今まで先輩の指示に従っていた部員達が4年生になると、指示を出し、引っ張るようになっていきます。

では、その変化の前後では何が変わったのでしょう。
意欲、責任感、周囲の期待等多くの変化がありますが、大きく変わったのはその人の「立ち位置」が変化したと言えます。


「立ち位置」というと様々な捉え方がありますが、「自分がなんとかしないと」という立ち位置になった人は目の色が違います。
物事の捉え方には3通りの捉え方があると教わりました。

○観客
物事を見た時に「楽しい、面白い」などの「感情」に着地する
○解説者
物事を見た時に「あいつはこうすればよかった」などの「理屈」に着地する
○選手
物事を見た時に「私ならこうする」などの「成果」に着地する

例えば仕事を振られた時、観客と解説者は対岸の火事として自分には無関係と思いますが、選手の人は率先して仕事を取ります。
部活で最上級生になれば、ミスをしても尻拭いをしてくれる先輩はもういません。自分でなんとかしなければいけないため、行動言動が変わります。
有名なスタンフォード監獄実験でも人は役職を与えられると、それ通りのパフォーマンスを発揮するということが証明されています。


分かりやすく役職についたり、最上級生になったりすれば立ち位置は変わるでしょう。
しかし、特に年齢が若いうちは役職がなく、プレイヤーとして仕事をする時間のほうが多いです。

そんな時に「誰かがどうにかしてくれるだろう」という立ち位置に甘んじがちです。
そういう時こそ「自分がなんとかしなければ」という立ち位置に自分を持っていくことが非常に重要です。

そして、立ち位置が変われば仕事の見え方が変わり格段に面白くなります。
部活やサークルでリーダー経験をしていた人もいると思いますが、一部員として活動していた時よりも、TOPに立って仕事をした方が、指示や行動の意図が見え、全体が見えるようになり、同じことをやっていても全く見え方が変わった経験があるはずです。
単純に後輩ができれば嬉しくないでしょうか。


立ち位置を変えるなんて容易ではない!と思う人もいるでしょう。
しかし、誰しもが得意分野があるはずです。
チームのメンバーが持っていないあなただけの長所、なんでしょうか。

それを把握し、伸ばすことで唯一無二の強みになります。
その部分で質問され、頼られるようになります。
そして立ち位置が変わります。


「立ち位置」を変えることは容易ではないかもしれません。
しかし、まずは変えるという意識を持つことから人生の大半を占めている仕事が面白いものになっていきます。
さあ、どのポジションを狙っていきましょうか。

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