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MTGの最適な人数は何人なのか?

こんにちは!矢上です。


朝昼夜、様々なタイミングで、様々な議題でMTG(ミーティング)することがあります。
その中で、内容がまとまらずに伸びるMTGとサクッと終わるMTGがあります。
時間も有言ですし、どうせやるなら短時間で終わらせたいと誰もが思うでしょう。
MTG大好き!ずっとやっていたい!という人はほとんどいないはずです。

MTGの種類や参加メンバーの主体性、議題の明確さや進行する人の能力などにもよりますが、今回は「MTGの人数」に焦点を置いていきます。

MTGには共有のMTG意思決定のMTGがあり、共有のMTGなら関係する人全員でやったほうがいいですが、意思決定のMTGは人数が多すぎると、「私が発言しなくても、誰か発言するだろう」という心理が働き、なかなか議題が前に進みません。
30人で議論をしている時より、3人で議論しているほうが、発言しやすいですし、「自分が発言しなきゃ」と思いますよね。

つまり、意思決定のMTGでは最適な人数を設定する必要があります。
ではその人数は何人なのでしょうか?


「スパン・オブ・コントロール」という言葉があります。

スパン・オブ・コントロールとは経営学用語の一つ。企業内でマネージャーとなっている者が直接に管理している部下の人数や業務の領域のことを言う。これの大きさは様々な事柄を要因として変化し、たとえば自身や自身の下に居る部下に課されている業務や教育レベルなどといった事柄の程度から、どれだけ多くの人間を指揮できるようになるかが決まってくるということである。部署の種別などから部下に課されるという業務がマニュアル的、画一的になるならばこのことから部下全員に同じ指導を行っていくということから管理できる人数が多くなるわけである。他には部下への権限を増やしたり、目標設定により自主的に行動ができるようになるなど自由度が高まることからも管理ができる範囲を広げることができる。
引用:Wikipedia

つまりは1人に統制できる人数には限りがあり、この記事でも書いてある通り、その数は5-7人であると言われています。

しかし、これは目安であり、関係性や主体性で大きく変わってきます。
僕の感覚的には、歳が離れていたり、まだ知識が浅い人が多い場合は人数は少人数に絞るといいと思います。

チームリーダー、部長がいる会議で8人の会議だとしたら恐れ多くて発言しにくいと思いますが、「部長、先輩、自分」の3人だったらさすがに発言しないとと思いますよね。

逆に部活の同僚だけでMTGする時に、普段意見を交わしてる仲間でもあるので、意見を出しやすく、8人くらいいても、全員が主体性を持ってMTGすることができます。

つまりは、関係性によって人数は変化させるのがよく、それは関係性やチームメンバーの主体性によって臨機応変に変えていくのがいいでしょう。
関係性があり、知識も均等にあって、主体性もあるのであれば、「スパン・オブ・コントロールの法則に従って、8人程度まで増やして良いと思います。


「意思決定のMTGは3-8人、その人数は関係性などその時の状況によって臨機応変に変える」
これが、MTGの人数を決めるうえで、参考になる考え方です。

僕も全員がのびのびと楽しく仕事ができるように、こういう細かいところから意識していきます!!

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