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財を遺すは下、業を遺すは中、人を遺すは上なり

こんにちは!矢上です。


本日は野球界の名将、野村克也監督の名言を紹介します。
「財を遺すは下、業を遺すは中、人を遺すは上なり」

野村 克也(のむら かつや、1935年〈昭和10年〉6月29日 ‐ 2020年〈令和2年〉2月11日)は、京都府竹野郡網野町(現・京丹後市)出身のプロ野球選手(捕手)・コーチ・監督、野球解説者・野球評論家。後妻に野村沙知代。
愛称は「ノム」(ノムやん・ノムさん)「ムース」。血液型はB型。
選手としては、史上2人目・パ・リーグ初の三冠王達成(世界のプロ野球史上初の捕手による三冠王)、選手出場試合数歴代2位、監督出場試合数歴代3位、通算本塁打数歴代2位、通算安打数歴代2位、通算打点数歴代2位、通算塁打数歴代2位、通算打席数1位(11970打席)、通算打数1位(10472打数)、通算犠飛数歴代1位(113犠飛)、通算併殺打1位(378併殺打)、最多記録となるベストナインを19回受賞、パリーグ最多記録となる本塁打王を9回獲得、打点王を7回獲得、パリーグ最多記録となる最優秀選手を5回受賞などの記録を持つ。
出典:Wikipedia

人は平等に死を迎えます。
人生観のような話になりますが、みなさんは死んだ時に何を残していたいでしょうか。

資産、家族、友人、建物、仲間、お金。
自分が所有して後世に残せるものはたくさんあります。

「財を遺すは下、業を遺すは中、人を遺すは上なり」

「財」、つまり財産・お金を残すほど稼ぐことは素晴らしいことです。
「業」、つまり仕事・事業を残すことは稼ぐ仕組みを与え、お金を与えるよりも数倍稼げる可能性と経験を残します。
「人」、つまり優秀な人材を残すことにより、その優秀な人材が時代に合った仕事を生み出し、さらに世の中に貢献し、その対価として適切なお金を受け取ります。

優秀な人材が仕事とお金を生み出すことはありますが、お金から仕事と人材を生み出すことはありません。引き寄せることはあると思いますが。
つまりは人材を残すことが世の中に多くの影響を与えることに繋がります。
人→業→財という順番で生み出すていくことはありますが、その逆は財が意思を持たない限りあり得ません。


話は変わりますが、僕の好きな漫画「ワンピース」の中の好きなキャラクター「Dr.ヒルルク」が最後に放った名言があります。

「人はいつ死ぬと思う?心臓を銃で撃ち抜かれた時…違う。不治の病に侵された時…違う。猛毒のキノコのスープを飲んだ時…違う!!…人に忘れられた時さ…!」

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坂本龍馬、織田信長、徳永家康、真田幸村。
世の中に伝説と呼ばれる武将はたくさんいますが、亡くなった今でも多くの人に語り継がれています。

実家にいる祖父が一昨年に亡くなりましたが、まだ自分の中では大きな存在感があり、生きているかと同じくらい鮮明に記憶があります。

つまりは人の影響というのは自分が思ってる以上に多くの影響があり、たとえ死んでしまったとしても、生き方に影響している可能性があります。
死んだとしても、人の記憶と行動に深い影響を与えているのであれば、それは生きていると同義としても過言ではないのではないでしょうか。


僕は人生の指標、目標として
「自分と人の可能性を信じ、きっかけを与える人になる」
というものを掲げています。
死んだときに多くの仲間に囲まれていきたい、だからこそ今から多くのご縁を紡いでいきたいです。


「財を遺すは下、業を遺すは中、人を遺すは上なり」

人が遺せるものはたくさんあります。
その中で何を後世に遺していきましょうか。

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