決めるも決めないも知性

即断即決ができる人はかっこいい。


様々な経験と知識によって、間違った判断をくださないように、方向や手段などをその場で的確に決めていく。


じぶんのことですら、そんなに決められないのに、集団の中のリーダーとして責任を追って即断即決できる人を知性があって、かっこいいと思ってしまうのは僕だけではないだろう。



だが、生きていると即断即決しないで、今はグレーにしておいたり、ぼんやりさせておく。という対応が状況を好転させることがあるように感じている。



例えば今日元気のない人がいて、会社でも仕事が手につかず、辞めたいと話している。

即断即決するならば、なら辞めてください、さようならとなってしまうところだが、今日のところは帰って数日ゆっくり休んで、それでも気持ちが変わらなければ連絡くださいな。

と話すとする。


決意が変わらない人ももちろんいるが、じぶんのバイオリズムだったり、家族の問題が降りかかっていてあの日はそのショックで自暴自棄になっていた。という気持ちの波の可能性だってある。


人は生きていれば波のような浮き沈みは存在するし、気分や体調の波ももちろんある。

そういうものに即断即決は危険な時がある。


そんなことを思うって日なんじゃない?
とぼんやり受け流すことによって空気や関係を円滑に保つのも、その場で決めないことも、また僕は知性で、そういう姿勢の人もまたかっこいいと思っています。


時と場合で、決めることも決めないこともできる人になりたいなぁと思う毎日であります。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
「決めること」も「決めないこと」も、決めてはいますね。







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