健全な不安感
不安がない、と言い切れる人は稀だと思う。
人には強弱の差こそあれ、不安は生きている限りついて回る感情だ。
だがそうは言っても不安は決して心地いいものではない。
不安はなるべく小さく、できることならなるべく感じないように。
そう思っている人も少なくないし、そうしたい気持ちは痛いほどわかる。
しかしそうなってくるとまた別の不安が湧いてくる。
こんなに不安がなくて良いのだろうか?という不安だ。
そしてその不安はあながち間違いだというわけではないのがまたモヤモヤするところ。
そうなってくると不安は完全には解消できず、不安と向き合うしかない。ということが結論になりそうで、不安をひとくくりにしない方が良さそうだ。
感じなくても良い不安というものは感じないように、回避する方向、軽減する方向にしていきたい。
一方感じた方がいい健全な不安というものも、生きていればありそうだ。
その不安は健全な不安として受け入れ、その不安と共に生きる。
日々を健やかに、幸せに生きていくためには、健全な不安も実は大切な要素なのかもしれない。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
真剣だからこそ不安を感じるので、そのことはもっと誇っていいと思う。
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