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じぶんの感想の見つけ方

感想を求められる、けれど感想を話すのが苦手という人はいると思います。



もちろん何も思っていない。感じていないということはなくて、それを言葉にしたり、話したりすることが、「今」難しいということだけなのだと思っています。


でもそれだと家に帰ったあとに、あのときあぁ言えば、と悔やんでしまう。
その場で何か話せたら、と思う人は僕も含め、多いのではないかと思います。



僕は映画や漫画をよく観るので、皆さんの生活の中の感想のお役に立つかはわからないが、こうやって感じたことを言葉にしているということを書こうと思う。


まず無意識に観たり、読んだりする。
サーと流れて、記憶に残らないような時間が続くかもしれない。
だが、途中で、あるいは終わったあとに、無意識に観ているにも関わらず印象に残ったり、心が動いたりした台詞やカットやシーンはなかったでしょうか?


おそらくどなたでも一ヶ所くらいは何かあるはず。


それがあなたの感想の入口になるものだと思っています。
無意識に観ていたはずなのに、そのシーンが、その台詞が、そのロケーションが、そのカット自体が、他の全てのシーンの中であなたの中に残ったその一瞬というのは、偶然ではないのだ。


そしてその理由はあなたという人間のものの考え方や経験、記憶に紐づいていることが多い。


無意識に心に残ったシーンとあなたの中の記憶や体験を繋げることが出来たなら、それは立派なあなただけの感想ではないだろうか?


僕は映画やマンガなどの感想は、こうやって無意識に過ごした中で自然に残ったもの、引っかかったものを、あとで眺めて、なぜこの瞬間に心奪われたのかを考えるようにしている。


皆さんの中にも、無意識にしていたのに、なぜだか残っているもの、忘れられないものってあったりしませんか?


それは皆さんが意識してしまうものだったり、大切にしていることかもしれませんよ。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
感想に正解はありません。
どんな感想も大切にしてあげてください。

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