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眠るとか食べるとか根源的なこと

排泄がしたいとき、人は全速力で100mを駆け抜けて、隣の人に勝とうとは思わない。
ゴールテープよりもトイレに行きたい。



お腹が空いているとき、物理のテストの運動方程式なんかどうでもよくて、まずは空腹を何とかしたい。



睡眠不足の時には、どんな映画を観ても、素晴らしい物語だろうと、やっぱり眠気で集中できない。




これは人間にとって、排泄や食事や睡眠が根源的なものであるからに他ならない。



頭では食事よりも物理のテストが大事だし、映画館に来ているのだから眠気よりも映画に集中しなきゃと思っているけれど、身体からの要求は強いシグナルで、頭の判断はそれに勝つことはむずかしい。



じゃあどうしたら?


と考える必要はおそらく一ミリもない。


なぜなら根源的な身体の欲求は満たしたあげたあとで、やりたいこと、必要なことに取り組めばいいからだ。


今日書いている葛藤は優先度を間違えた結果起こるエラーなだけで、本来よく寝てて、排泄も食事もしてあれば、競争も物理も映画もすべて行えるはずなのだ。



いろんなものに気力が湧かない。
意欲、好奇心が出ない時。
より根源的なものが揺らいでいる可能性を考えてみるのはどうだろう。



忙し過ぎる現代人は生存のために必要なものを満たす時間を疎かにしていることは、ままよくありそうだから。




今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
よく寝たら世界を破壊したい気持ちがすっかりなくなってしまうこととかめちゃくちゃあります、ボクは。

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