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不機嫌は身体の指令?

人間関係のトラブルがあったわけでもないのに、なんだか不機嫌だなぁというとき。


それは身体からの指令であることが多い。


お腹が猛烈に空いているとき、力や集中力が出ずに、シュンとしてしまったり、イライラしたりしてコミュニケーションどころではなく、空腹が頂点に達すると、次に食べる食べ物のことばかりを考えてしまったりして他のことに手がつかない。


どうやら風邪をひいたとき、節々が痛くなり、倦怠感が伴い、他の欲求が強い人もこのときばかりは睡眠欲が強くなり、ゆっくり身体を横にして今すぐ眠りたいと思ってしまう。


性欲が頭を支配すると冷静な判断が難しくなってしまう。


切り傷、擦り傷、捻挫や骨折が痛みを伴うことによって症状の悪化を防ぎ、動きを封じることももしかしたら同じかもしれない。


食欲や倦怠感や眠気、性欲に、身体の痛みという感覚すら、身体からの生きるために必要だという指令で、理性や意志を重んじる近代の社会にありながら、これらの身体からの指令は意志によって発生したのではなく、身体→意志の順番だ。


僕たちがじぶんの意志と呼んでるものの中にも、実は身体からの指令であるものが多く含まれていて、身体からの指令だなぁとワンクッションできるかできないかが、それに自覚的であるかが、人のご機嫌の大事な部分を司っているように感じる。


不機嫌は身体からの指令か?
と問うてみるのは、なかなかオススメです。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
一番わかりやすいのは、水を身体がいらないと言うまで水を飲んでみてください。
ある時いらないよ、と指令が来ます。



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