ワルそうってワルなの?

街中には時々ワルそうな人が歩いていたりする。


同じワルでもヤンキーや不良くんと、いわゆるヤクザと呼ばれる人たちは決定的に違うところがある。


それはいい人のふりをしているワルがヤクザで、ワルのシグナルが身体から溢れ出ているのが、不良、ヤンキーと言われる人たちだ。

なのぉ不良と言われる人たちはじぶんはワルだ、危険だとシグナルを出しているので、危ないめにあいたくなければ彼らに近付かなければいいという行動を取ることができるし、そんな彼らとも一対一で話してみると彼らは純粋であったり、繊細であることも少なくない。


つまり彼らはワルそうだけど、ワルではないのだ。


その感覚に似たようなことをこの時期の雲に感じることがある。




スコールのような雨を降らせる雨雲というのは、往々にして不穏な色や気配を、外面に醸し出している。


突然の雨に降られたとはいうものの、そこまで不意をつかれたというものではなく、気配くらいは漂っていたと思うのだ。


積乱雲や雷雲は、余程ボーっとしていない限り、これから何か良からぬことが起きる気配がプンプンする。
ヤンキーで言うところのワルのシグナルがにじみ出ていて、それらを隠せないところが、なんだか憎めなくて、いつもこれから雨が降るあの雨雲は、あんなにウソが下手なんだろうなぁ〜、隠せないところがやさしいなぁと思って、一人ニヤニヤしながら突然の雨に打たれていたりします。


ワルそうってワルじゃないよね?というお話しでした。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
思っていることが顔に出やすい人みたいで雨雲ってわかりやすい。


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