見出し画像

今の時代の悩み相談

先日友人のキャリアの悩みを聞いた。



これはボクが経験があって、あるいはそれらの技術があるから頼られているという類いの相談ではない。


もちろんそのように知識や技術がある人に相談をするという関係性は今もたくさん世の中にあるとは思う。


しかしことキャリアに関しては、その形でいることがほんとうに難しくなった領域であるし、じぶんは今の道で大丈夫。と安心している人に相談するのが、安心なのかを少し疑問が残るところ。



つまり今の時代のキャリア相談って、どちらかが困っていて、どちらかが安定していて、困っている人の質問に答えるという力関係ではなく、一緒に悩むというスタンスが相談に乗るってことなのではないかと思えた。


刻々と環境が変化しており、悩んでいる人が多数派であり、その悩みは「じぶんは今のままでいいのか?」という極めて抽象度が高く、個人にヒモづいた悩みになったため、万人の正解らしいものがなくなった。

誰かの正解は誰かの正解ではなく、誰かの悩みが誰かの正解を引き出すきっかけにもなりうるとき、大切なのはじぶんの正解を知っていたり、技術を持っていること以上に共に悩むという姿勢なのだと感じる。


そして共に悩むとは、相手の話しを聴くこと。


その気配を纏っていることが、これからの相談を受ける人の大切な部分になってきそうだ。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
答えを知っているより、じぶんも悩んでる。という姿勢。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?