決められないときに足りないもの
決められないときというのは、したいことのような理想もなく、したくないことのような願望もないときである。
つまり選ぶ基準がどこにもないときだ。
母がスマホを持つと決めたのだけど、どこのどんなスマホがいいかね?と聞かれた。
ボクはアドバイスの仕様がなかったのを覚えている。
なぜなら母の中に選ぶ基準が一つもなかったからだ。
ボクは手の中におさまる小型の機種が選ぶ基準になっているが、母にすすめても母がそうだとは限らない。
もちろん持ったことのないものの基準を決めるのは難しいが、それでも見つけなければ、選べなければ、決めるのは難しい。
機種のデザインか、機能か、大きさか、頑丈さか、キャリアの会社か、価格か。
どれが一番優先してる?という話し合いをしたら、母の場合は価格と機能だったので、そのバランスの中で機種を選んだ。
決められたのは、選ぶ基準が見つかったからだ。
決められないときに足りないのは、あなたの判断力や決断力ではない。
選ぶ基準、優先順位だ。
このことだと何が大事かなぁ?
決められないときほど振り返ってみてはどうだろう?
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
基準はネガティブ、イヤなことだって全然いいんです。
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