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何にも繋がれない時間

スマホが生まれてからというもの、他者や外部の情報と常に繋がっているのが当たり前、という世界がやってきた。


今まで人々を苦しめてきた退屈や、手持ちぶさたな時間が消失したと言ってもいい。


人々はよりじぶんの限られた時間を、じぶんのしたいことに使えるようになった。


しかし常に何かを摂取できる、繋がれる状態というのはじぶんの内なる声や、思い、考えを育む時間というものと引き換えになっているとも言える。


それを気付かせてくれる場所が日常の中にはまだいくつか存在している。

お風呂やトイレ、就寝前のベッドの上での時間や歯医者、整体など。
そしてランニングや散歩などの時間。


何にも繋がれない状態になっているからこそ、繋がれる感覚や感じ取れるものがある。

それも僕は大切にしていきたい。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
目も覆われた歯医者での時間が豊かに感じたのです。

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