生きていく中での睡眠
眠る前にいつも思う。
これから眠れることが楽しみだなぁと。
眠る前なのに思わずニヤニヤしてしまうことすらある。
しかし昔は眠るのが惜しいとすら思う時もあったし、気付いたら寝ていたということも多々あった。
それは寝なくても次の日に変わらずに動けたし、気分もよかったのだけど、今はそうもいかないし、次の日のことを考えたら睡眠は必要不可欠だ。
そしてこのまま歳を重ねると、より体調よくご機嫌に過ごすためには、もっともっと睡眠というものが大切になってくると思われる。
つまり生きている時間の睡眠の割合が、必要性が年々上がってくるということだ。
回復や癒しのイメージが強い睡眠というものは、反面仮死状態のような作用で、人が生きている中で最も死の状態に近いということも同時に言われている。
つまり年々睡眠が大事になるっていうのって、緩やかに緩やかに、死という眠りが自然に、恐くないように、身体が睡眠を欲するように変化していて、睡眠時間と睡眠の必要性の割合が歳を重ねるごとに上がるのも、身体の回復のためということにプラスして、死が日々近づくことへの心の安定のためではないだろうか?と思う夜があるのです。
死ぬって悲しいし、寂しいけれど、そこまで悪いものじゃないよ?
と。
寝て、また朝が来て、1日が過ぎて、また眠る。
同じことの繰り返しのようではあるが、刻々と生き物は変化し、誰一人、万物変わらず死に向かっている。
そんなことを、過度な焦りも悲しみもなく、なんとなく客観的に、他人事のように考えて今日も眠りにつきます。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
死というものも考え過ぎず、やはりバランスなんですかね。
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