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ご機嫌な人

僕は人と争わないようにしている。


ケンカや争い事は良くないとか、平和主義とかということでもなく、争い事によって心が乱れたあと、正常に戻るのに時間がかかるのと、乱れている間は多くのことが手につかないので、結果争って望むものが手に入ったとしても、失ったもの(時間や心の平穏)の方が大きいと感じてしまう。


だからこそじぶんが手を動かせば済むことは、黙ってやるし、争い事になりそうな人と人の間にも入る。

争い事にならないほう、穏便なほう、平穏なほう、多くの人が納得できる着地点をなるべく多く選んできているとは思う。
ただそれでも争いやいざこざはどうしても起こる。

人のことはコントロールできないのだけれど、じぶんとしてはミスったなぁとか落ち度があったかなと思ってしまう。


それくらい僕には一緒に、近くにいる人の機嫌や気性が影響するということ。
その影響を受けてじぶんの気持ちが揺らいでしまうということ。
そしてその揺らいだ気持ちの時間は、無味乾燥としていて、砂時計のように流れていってしまう時間で、その音や景色は苦手だ。


だからなのか、僕は好きな人とか、一緒に居たい人を聞かれると、決まってこう答える。

ご機嫌な人、あるいはご機嫌であろうとする人。
と。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
でもだからこそじぶんのご機嫌を保つことが難しいことも理解しているし、じぶんがいつもご機嫌であれていないことも、知っています。

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