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大人とは?

人間には衝動がある。

または欲望とか、思いなんて言うかもしれない。



子どもはそれを全力で、つっかえなく表出させる。


そしてそれを受け止めてもらい、相手の表情、反応を感じ、言葉で伝えてもらうことで、それが今のじぶんの衝動、感情であると学んでいく。




そしてじぶんの衝動感情が掴めてくると、今度は相手の中にもじぶんと同じように衝動感情があることが少しずつわかってくる。



更にそれがじぶんの衝動感情と関係していること、影響していることも掴み出してくる。



相手の行動についてどう思うか?それを受けてじぶんはどう振る舞うか?



そんなことのバランスを取り合うことが、コミュニケーション、対人関係なのだと思う。


そして子どもはじぶんの衝動感情が出やすく、かつ他者のものは読みにくく、またそのコントロールがむずかしいため、それを含めて子どもは支えられて、受容されていいと思います。(気質や環境でうまい子どももいる。)


ということは、大人はそのバランスが取れる人、受け止められる人ということになります。

完璧にはもちろんむずかしいので、そういう気持ちがある人ということになりますが、相手の衝動とじぶんの衝動の折り合いがつけられる人。



そういう人が大人なのではと思うのです。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
押し通すだけでも、服従だけでもなく、その間というイメージ。




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