プロスペクト理論と不動点:Banach不動点定理とPrelec確率ウェイト関数

Prelec確率ウェイト関数においてはAllais Paradoxが生じるため、w(0)=0, w(1)=1であるにも関わらず、
w'(p→0)=w'(p→1)=∞
である(証明はこのリンク)。このこととBanach不動点定理を結びつけると、確率判断が正しくできる確率値(ちゃんとw(p)=pになる確率値)の個数が何個存在できるか(=w(p)の不動点がいくつも存在しても「許される」のか)?という問題意識への「答え」が得られるので、せっかくだから考えてみよう(練習問題)。


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