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高尾観光ホテル川床料理 & 嵯峨野トロッコ列車 体験記 【京都/高尾・嵐山】

京都で「高尾の川床料理」と「嵯峨野トロッコ列車」を体験して来ました。いずれも、京都ならではの観光スポットですが、「ちょっとシーズンを外した今(10月上旬)なら、ゆったり観光できるかな?」などと甘い考えでしたが
・・・その体験記です。

※「嵐山周辺散策」~おまけ編~を更新(2024/5/20)しました。😋



京都の川床

京都の川床で有名な地域と言えば、鴨川、貴船、高尾の3地域です。川床は「納涼床」とも呼ばれ、蒸し暑い京都の夏を涼しく過ごすための知恵です。通常6月~9月が期限とされていますが、地域によって違いがあるようです。今年2023年川床は、鴨川、貴船で5/1~9/30。一方、高尾は4/1~11/30迄の営業です。この夏、惜しくも鴨川では川床を楽しむ機会が無かったため、川床を楽しむ最後のチャンスと高尾の川床(高尾観光ホテルが行っている川床料理)へ出掛けて来ました。🙂


高尾の川床

高尾の川床は、嵐山の北部にあり周りを山の緑に囲まれた地域で、標高も高いため市街地と比べても気温差が大きく、真夏でも涼しく過ごせます。今は清滝川青紅葉の絶妙な形式を眺めながら 清滝川の河川敷に造られたお座敷で食事を楽しめます。今回お世話になった高尾観光ホテルは、JR嵯峨嵐山駅からホテルの送迎バスがあります。バス移動の途中から高尾パークウェイに入り、山道をぐるぐる回って都合25分程掛かりましたが、秋の紅葉シーズン中なら、車の渋滞はもっともっと大変なようです。😓

「バスの移動途中、案山子軍団登場」
「このトンネルを左にまがると高尾パークウェイ」
「くねくねとした山道を進行」
「周りを緑に囲まれた山間の集落にあるホテルです」
「清滝川に掛かる朱色の橋を渡ったところが高尾観光ホテル」

ホテルには11時過ぎに到着。清滝川河川敷へ続く階段を下り、そのままお座敷へ案内されました。

「高尾観光ホテルのフロント入口」
「川床お座敷へ向かう階段入口」
「階段を降りたところ」
「川床のお座敷」

川床料理

湯豆腐湯葉など京料理メインの会席料理です。天ぷらは季節の野菜にエリンギなど。天つゆではなく抹茶塩に付けていただきます。湯葉造り(湯葉の刺身)ゴマ豆腐クラゲの酢味噌だし巻き卵海老香の物鮎の甘露煮はとても柔らかく骨ごと頭からいただきました。ちりめん山椒のせごはんが進むお料理です。お椀はおろしの入った茶蕎麦。材料不明(?)の甘いガレット風、ちまき風白あん団子は熱いお茶と一緒に食後にいただきました。全体的に薄味で上品な京風の和食。お座敷から見える清滝川の眺めは美しく 料理と併せて心地良い雰囲気を満喫しました。😋→「ごちそうさま!」😌

「川床料理」
「湯豆腐セット」
「ちりめん山椒のせご飯」
「茶蕎麦」
「ちまき風白あん入り団子」

食後は河川敷に下りて 清滝川沿いをぶらぶらしてみました。空気は山間で感じる涼しい気温。川の水も透明度が高く本当に清流でした。高尾観光ホテルの川床は比較的リーズナブルなお値段から楽しめます。勿論秋の紅葉も美しいのですが大混雑必至です。今回のような夏の青紅葉に囲まれた絶景の中でのゆったりした食事もまた京都観光ならではの良い思い出になるのでは?😊

「河川敷から見た川床」
「周りは山の中、バス渡った朱色の橋が見える」
「透明度が高い清滝川」
「高尾観光ホテル料金表」


嵯峨野トロッコ

京都のトロッコ列車は開業32年(2021年が30周年目)を迎えました。一時は、コロナ禍のあおりを受け全面運休したり、コロナ禍前利用者の7割強を占めていたインバウンドがなくなったりと2020年度から赤字経営でした。止む無く、2022年4月より運賃が現行の880円(旧630円)になりましたが、その後の緊急事態宣言解除もあって、国内、海外の観光客らは順調に回復しつつあるようです。🤔

トロッコ嵯峨駅は、JR嵯峨嵐山駅の直ぐ隣りに連絡しており、内部は天井も高く明るく広々とした空間です。お土産コーナーは「竹の道 嵯峨の庵」にリニューアルされ、ここだけにしか売っていないトロッコ・オリジナルグッズなどが買えます。他に、カフェ、軽食などが楽しめるグルメスポット、京都の名所や神社仏閣が精巧に再現されている西日本最大級のジオラマが観れる「ジオラマ京都JAPAN」(大人入場料:530円ですが、トロッコ乗車の場合は420円になります)も併設しています。🙂

「JR嵯峨嵐山駅の真隣りがトロッコ嵯峨駅」
「トロッコ嵯峨駅」
「トロッコ嵯峨駅構内」
「嵯峨駅構内グルメスポット・KYOTO RAMEN」
「ジオラマの一部も見物できます」

トロッコ嵯峨駅⇔トロッコ亀岡駅の時刻表は、午前9時(日によっては10時)から午後16時まで1時間に1本の発着です。私が乗る列車は14:02発亀岡行き。乗車券は3号車・4番のD。亀岡行の下りは右側の方が保津川が見える時間が長いので超ラッキー(保津峡駅の手前位までは、左側の方が保津川に面しているのですが、それ以降は右側保津川保津峡の大パノラマが眺望できます)です。😊👍

「改札を通って、いよいよ乗車です」
「このディーゼルに引かれた客車に乗ります」
「ほとんど丸出しの車両(お天気ならこっちがイイ)」
「雨が降っても乗客が濡れない車両」
「列車の出発を駅員さんらがフラダンス?でお見送り」
「最初は列車の左側に保津川が見えます」
「トロッコ保津峡駅」
「保津峡駅手前位から列車右側に保津川が見えます」
「保津川と保津峡の雄大な眺め」
「ちょっぴりだけ紅葉・シーズンにはまだちょっと早い😓」
「保津川がちょっと急流なところ」
「保津川下りの船・すれ違うと大抵手を振ってくれる」
「終点のトロッコ亀岡駅・なぜか信楽狸のお出迎え」

トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ亀岡駅」までの4駅、7.3kmを約25分程の列車の旅でした。今回は夏の緑を楽しむものとなりましたが、勿論、秋の紅葉、春の桜の時期にもまた乗ってみたいと思う車窓からの景色でした。🙂


※「嵐山周辺散策」~おまけ編~

実は「JR嵐山嵯峨駅」には出発予定時刻より1時間早く到着していました。そこで、1時間限定嵯峨駅~渡月橋周辺の散策をしてみました。🫤
行程はざっと以下の通り(店前を素通りしただけも含みます)😓;
トロッコ嵯峨駅 → 竹林の小径(途中まで) → 野宮神社 → 古都芋本舗 → 長辻通 → 嵐山りらっくま茶房 → 嵐山駅 → キモノフォレスト → 渡月橋 → みっふぃー桜きっちん 嵐山店 → 中村屋総菜製作所 → 中村屋総本店 → 嵯峨嵐山駅前通り → 鶴屋長生 → upit's Burger → 嵐山カレー → JR嵯峨嵐山駅

「竹林の小径」
「野宮神社」
「古都芋本舗(芋デザート食べ歩き)」
「長辻通(渡月橋へ続く道)」
「頻繁にすれ違う人力車」
「リラックマ茶房(リラックマやき)」
「天龍寺」
「京福嵐山線・嵐山駅」

・・・・・・・・・・追加・更新はここから。

ARINCO/抹茶クレープや抹茶ドリンクが美味しい!@嵐山駅真ん前にあります🤔
らんでんや/嵐山駅の建屋の中にあります
らんでんや/名物ゆばまん450円を試食🤤
らんでんや/ゆば入り豚まん・・・ゆばの食感が珍しいさっぱりした豚まんです😋👍
「キモノフォレスト(着物の森)」
「キモノフォレスト・龍の愛宕池」
鼓月こげつ/和菓子屋さん。お店の一番人気は千寿せんべい。それを抹茶アイスを挟むと・・🤔
鼓月/千寿せんべい抹茶アイス399円・・結構堅めです。抹茶アイスの味が濃くて美味しい!😋
「みっふぃー桜きっちん・みっふぃー(土産)」
定番のみっふぃーあんぱん313円(店の中で食べるともー少し高くなります)/アンが耳までぎっしり・・・くどくないやさしい甘さ。想像以上に美味しいミッフィーあんぱん!🤤
嵐山グルメ横丁/ちょいとのぞきましたが、沢山の外国人客が楽しげにお食事中でした🙂
嵐山嵯峨野コロッケ/嵯峨野コロッケやメンチかつ、唐揚げがいただけます🙂
竹の子コロッケ250円/たけのこの食感をコロッケで味わえるなんて!・・・驚きの美味しさ(ここだけ)です!🤤
京風凛/京ぷりんが美味しいお店・・・また次回ね😓
渡月橋
レストラン嵐山/抹茶ソフト400円をいただきました(他にもソフトの種類が豊富です)😋
京都嵐山湯葉チーズ本舗/ガ~ン!行列が長過ぎて断念しました😭
とろけるゆばチーズ500円が食べたかったのに~😫・・・また今度ね🙂

・・・・・・・・・・追加・更新はここまで。


「中村屋総菜製作所(京都コロッケ)」
「中村屋総本店(中村屋コロッケ)」
「鶴屋長生(飲むわらび餅他)」
「upit's Burger(チーズバーガー)」
「嵐山カレー」
「JR嵯峨嵐山駅」


※「嵐山周辺散策」まとめ

1時間と言う制約の中で、観光スポット、ぱっと見面白そうなお店、食べ歩きできそうなお店、などを観て回りました。駆け足だったため ゆっくり見物もできず、機会があれば またじっくり散策したいと思います。😅

「嵯峨駅~渡月橋散策マップ(旧版)
嵯峨駅~渡月橋散策マップ(追加・更新版)


最後迄お付き合いいただき、あいがとうございました。😌


おまけ

実は、高尾観光ホテルのほぼお隣りが、「神護寺」と言うシチュエーションだったのでついでに参詣に行きました。丁度、年に一度の多宝塔特別公開をしていたので 併せて参拝しました。(神護寺は「平家物語」にも登場するお寺で 国宝「伝源頼朝像図」などが所蔵されています😮)

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