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「永源寺」紅葉狩り&参詣録【滋賀県・東近江市】

23年秋の紅葉シーズン本番を迎える滋賀。瑞石山(ずいせきざん)と愛知川(えちがわ)の間に静かに建つ永源寺は、深い自然にいだかれ、境内はカエデをはじめとする様々な木々に覆われ、静寂な佇まいと風光明媚な景観を今に伝えるお寺です。秋には境内の見事な紅葉見たさに多くの観光客が賑わう人気の紅葉スポットでもあります。今回はその紅葉狩り&参詣レポです。🙂



永源寺

永源寺は、滋賀県東近江市にある臨済宗永源寺派の大本山です。南北朝時代(1361年)に近江守護職「佐々木氏頼(うじより)」が、高僧「寂室元光禅師(じゃくしつげんこうぜんじ)」を全面的に支援し、領内の景勝地に伽藍を創建したのが始まりです。永源寺の名の由来は、氏頼の法名「雪江宗」のと、佐々木氏の家筋から取ったから「永源寺」と命名されました。戦国時代に二度にわたって ほとんどの伽藍が焼け落ちてしまいましたが、江戸時代に再建され 現在に至っています。平成29(2017)年、琵琶湖とともに日本遺産に登録されました。🤓


永源寺へのアクセス

◆バスでお越しの場合
 近江鉄道バス・御園線
 八日市駅より35分「永源寺前」下車
 近江鉄道バスの時刻表はこちら
      
車でお越しの場合
 名神高速「八日市I.C」より車で20分
 東海環状自動車道「大安I.C」より車で40分
 東名阪自動車道「桑名I.C.」より車で60分

永源寺公式HP/アクセス→交通案内より抜粋
「永源寺の所在地」


境内マップ

境内の散策には、永源寺境内図が便利です。
永源寺」の公式HPの「トップ」→「境内案内」から参照できます。

永源寺境内図


境内散策(旦度橋~大歇橋~羅漢坂)

旦度橋」からスタート。「永源寺こんにゃく」は参拝後のお土産に!🤤

旦度橋(たんどばし)/愛知川掛かる朱色の大橋」
旦度橋から愛知川を見た風景」
「橋の対面の石垣に「永源寺」の看板が見えます🫡」
「橋を渡り切った所でいきなり紅葉のお出迎え」
永源寺の表札」
大歇橋(だいけつきょう/昔、ここが大歇亭だったのが橋の名前として残ったそうです)」
「お土産は地元名物のこんにゃく🤤を是非!」
羅漢坂(らかんざか)/120段程の石段を登り切った岩崖には十六羅漢が待っている😱)」
「・・・坂上り中」
「坂上り中・・・左奥に十六羅漢が・・・」
十六羅漢の石仏/もともと境内の各所にあった石仏がここに集約されました【16体いるかな?・・・私10体で断念しました😓】」


境内散策(総門~山門)

総門から山門にかけての路は、色鮮やかな紅葉で彩られていました。😀

総門/門内に酒肉、五辛(ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ネギ、ヒル)は持み込み禁止です😕」
総門/門をくぐってすぐに受付(料金所)が見えます」
受付/参拝志納料は大人500円です。」
「紅葉で囲われた窓から見える遠い山の景色🫡」
「赤・橙・黄・緑と見事なコンビネーションカラー・・・筆舌に尽くしがたい美しさ😍」
「・・・😘」
山門/三解脱門とも呼ばれ、楼上に釈迦三尊と十六羅漢が祀られています(登楼はNG)」
「山門の説明看板」


境内散策(庫裏~鐘楼~本堂~禅堂)

本堂内部は広い畳の間です。巨大木魚が目を引きます。🙂

庫裡(くり)/寺院の台所や書院、寺事務所など合わせた建物です」
鐘楼(しょうろう)/二層袴腰(にそうはかまごし)構造の鐘つき堂」
本堂
本堂内のふすま絵と床の間に掛けられた絵図」
巨大木魚/畳半畳くらいの大きさです😮」
本堂(左)と禅堂(右)」
禅堂/修行僧が日夜座禅研鑽を積むお堂」


境内散策(法堂~白鹿坂~経蔵~開山堂)

開山堂雲龍図は2023年11月3日より公開されています。

法堂(はっとう)/法要を行う仏殿も兼ねるお堂」
法堂内/釈迦如来、迦葉(かしょう)尊者、阿難(あなん)尊者の三尊」
白鹿坂(びゃくろざか)/寂室元光禅師が生前時に白鹿が現れたとされる坂😮(右奥が経蔵)」
経蔵(きょうぞう)/回転式の書架(転輪蔵)を持つ経蔵」
経蔵内/転輪蔵考案者の中国人:傅大士(ふだいし)とその子・普建(ふけん)と普成(ふじょう)が祀られています😮
開山堂(かいさんどう)/永源寺を開山した寂室元光禅師のお墓の上に建立されたお堂」
開山堂内」
開山堂の天井に描かれたは雲龍図


境内散策(開山御手植~茶筅塚~境内外紅葉)

開山御手植えの楓(カエデ)は、伝聞通り見事なまでの赤色でした。🤗
さらに境内をちょいと離れて、愛知川沿いの道脇に並ぶ紅葉も狩ります。🤩

開山御手植え/開山した寂室元光禅師自ら植えたとされる楓」
開山御手植え/重く深みのある赤色に紅葉すると言われているそうです(確かに・・・)😀」
茶筅塚(ちゃせんづか)/毎年5月の『奉賛茶会』で古い茶筅を供養してこの塚に納めるそう🙂」
「境内からちょっと外れて愛知川沿いを散策🙂」
「赤色の欄干沿いに見事な紅葉が・・・😍」
「眼下に愛知川が流れています🫡」
「おぉ、見事過ぎるほどの紅葉だ!😀」
「おっと、境内から離れ過ぎたので境内へ戻ろう😕」

・・・紅葉狩り&参詣レポはここまでです。


感想

参詣当日(11/21)は、天気も良く絶好の紅葉狩りの気候になりました。永源寺の紅葉は本当に素晴らしく、見事な紅葉っぷりが拝められてとてもラッキーでした。心穏やかに紅葉を眺め、過ぎ行く秋を体感することは 心にも体にも良いように思われます。もちろん、私を含め観光客もそこそこの人数が押し掛けていましたが、ハイシーズンの京都の名所に比べれば、かわいいもの?人少なめと言うのも 滋賀紅葉スポットのメリットかも?😊

最後まで本記事を読んでいただき、まことにありがとうございます。😌


まとめ

「今回の紅葉狩り&参詣ルート」


おまけ

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