「西教寺」紅葉狩り&参詣録【滋賀県・大津市】
23年秋の紅葉シーズンも終盤の滋賀。西教寺は滋賀県大津市にある天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)総本山のお寺です。比叡山山麓に建つ西教寺は 比叡山焼き討ちの際に焼失しましたが、その後 城主となった明智光秀が寺の復興に尽力しました。境内には光秀とその一族の墓が立ち並ぶ 光秀の菩提寺でもあります。実は西教寺は滋賀県紅葉名所人気ランキングでもBEST3に入る程の紅葉の名所です。今回はその紅葉狩り&参詣レポです。🙂👌
西教寺
西教寺は滋賀県大津市坂本にある天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の総本山のお寺です。創立者は聖徳太子との言い伝えもあります。室町時代(1486年)に天台真盛宗の宗祖である真盛上人が入寺してから大いに栄えました。1571年には織田信長による比叡山焼き討ちの際に 西教寺も焼失しましたが、その後 坂本城の城主となった明智光秀がこの地を管轄することとなり、寺の復興には光秀が大いに尽力したと言われています。境内には光秀一族の墓と妻の熙子(ひろこ)の墓が立っています。比叡山山麓に建つ西教寺は 知る人ぞ知る紅葉の名所ですが、桜の名所でもあります。🤓
西教寺へのアクセス
境内マップ
境内の散策には、西教寺の拝観受付所で拝観料(500円)を支払うと貰える「西教寺 境内図 拝観順路」が便利です。以下に掲載します(参拝順路を、一部修正しています🤔)。
境内散策(総門~唐門~祖師大師殿)
境内図の「総門」からスタート。🙂👉今回は時計回りの順で拝観します。
唐門、祖師大師殿の屋根には、多くの猿の形の瓦が目に付きます。瓦猿(かわらざる=変わらざる)の意味で、平穏無事を願うものと言われています。🙂
境内散策(明智光秀一族の墓~御廟)
石の階段を上った所が本堂、大本坊へ行ける敷地内になります。先ずは明智光秀一族のお墓(石段を上って直ぐ左方面)から参拝します。
境内散策(観音堂~納骨堂~鐘楼堂~正教蔵~本堂~大本坊)
境内に建つ各建造物を外から参拝して回ります。
本堂と大本坊の屋根にも「お祈り猿」や「風車猿」の瓦猿を発見しました。
建物内参拝(大本坊~本堂~客殿~書院)
建物内に入って参拝します。大本坊から入って廊下橋を渡って、本堂~客殿~書院へ移動します。お堂の中は全て撮影禁止ですが、お堂の中から外の撮影可のため、庭園は撮れました。
境内散策(スロープ~槻坂~勅使門~総門)
槻坂と並行のスロープ(段なし坂道)の紅葉は見事です。なので、スロープから下りて、槻坂をもう一度上りました。😉
・・・参詣レポはここまでです。
感想
参詣当日(11/29)は、天気も良く絶好の紅葉狩り&参詣の気候になりました。近くにに比叡山、日吉大社が所在しており、当日も圧倒的な数の参拝客が比叡山へ流れていく中、西教寺では実にゆったりと参拝できました。はっきり言ってここ穴場です。境内のもみじは見事に赤く染まり、銀杏の黄色と鮮やかなコントラストを映し出していて紅葉の色合いも特徴的です。それこそ、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送年(2020年)であれば、観光客も押し寄せていたでしょうが(・・・コロナ禍だったから、そうでもないか?)今は静かで穏やかな気持ちで参拝できます。総門からのもみじ参道通り抜け、唐門から見た琵琶湖の眺望、客殿と書院の庭園、明智一族の墓、そして無数のおさるたち・・・結構、見所満載の西教寺でした👏🙂
最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌
まとめ
おまけ
・・・西教寺にまつわる言い伝えです。
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