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【ロバート・ウォールディンガーマーク・シュルツ】グッド・ライフ【読書感想文】



この本は「人間関係を豊かにすることで幸せになる方法」を教えてくれます。

お金があれば幸せになれるわけではないが、不幸を避けることはできる

お金がないと家賃に食費、電気代、ガソリン代などほそぼそしたことにストレスを感じやすくなるし

貧困になると歯医者に行かずに虫歯を放置したり、年金の支払いが滞ったり、家賃が払えずアパートを追い出されたりして、やがて犯罪に手を染めてしまうこともあります。

このようにお金がないことによって尋常じゃないくらいストレスが大きく膨れ上がって、人生が狂ってしまいます。

誰でも貧すれば鈍する。

とはいえ、お金があれば有るほど幸せを感じられるかどうかというとそうでもないです。

お金を稼ぐことばかりに集中して、恋愛や子育てを怠ると、これで変な嫁や夫を掴んでしまうと何をするにしても反対されると人生はかなり厳しいものがあります。

孤独は痛みである

孤独は身体に物理的な影響を与えます。

実際に孤独感が有ると痛みに敏感になり、免疫力が弱まり、脳機能が低下し、睡眠の質が悪くなり、疲労感やイライラが増すようになります。

スクロールをやめて相手に注意を向けること

私たちは昔と比べると働く時間が減っているにも関わらず、何故か人間関係が希薄になっています。

その理由は注意を向けるものが増えたからです。

時間を使って相手に注意を向けるというのは、誰もが相手に与えられる価値のあるプレゼントです。

だから自分に注意を向けてもらえると相手は嬉しくなります。

常に相手にアテンションを向けることが人間関係の構築に必要不可欠なものです。

話しかけないよりも話しかけたほうが良い

友だちを作るときには誰かに話しかけることが大事になります。

しかし大体の人は「見知らぬ人に話しかければ無視されたりして不快な経験をするだろう」という予想をします。

だから多くの人は見知らぬ人に話しかけるより黙って過ごすという行動を取ります。

しかし、私たちは人にあまり気軽に話しかけない方がいいと思いがちですが、それは思い込みであって実は話かけたほうがいいわけです。

そして小さなコミュニケーションが1日の気分を高めてくれます。

この世の中は話しかけない人が大半だからこそ、話しかけるだけで一気に友だちが増えて、モテやすくなります。

人と人との関係はほったらかしでは育たない

人間関係は植物のようなもので、放っておいても育つものではありません。

むしろ放っておくと干からびてしまいます。

人間関係を維持するためにはジョーロで植物に水をやるように、定期的に相手に注意を向ける必要があります。

仕事をしすぎて人間関係をおろそかにしないこと

世界のどこへ行っても大人たちは人生の大半を仕事に費やしています。

仕事は生きがいにもなるし、活力にもなります。人生にもだいじなものです。

老後人間関係がうまく構築できない人は、なんでもいいので仕事をすることです。

仕事をしていれば必ず人間関係が生まれるし、コミュニケーションも増える。

しかし、いつ病気で働けなくなるかわからないので、引退したあとのことを考えて

新たな生きがいや趣味の友だちなどを見つける努力をしておくことです。

人生を支えてくれる10人の人間関係を把握する

人間関係を保つためにはメンテナンスが必要です。

そこでまずは「自分の人生には誰がいるのか?」を考えて10人を紙に書きだしてみます。

その人間関係をd催事にして、さらに小さな人間関係も増やしていきます。

他人に誠実な関心を向ける

大事なのは相手に興味をもつことです。

相手に興味を持って質問してみることです。

心からの興味や関心を相手に持てば、相手は心を開いて話してくれるし、相手への理解も深まる。

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