【はるゆき】ものごとが好転する「伝え方」のすべて【読書感想文】
「伝え方」は、コミュニケーションの要であるにもかかわらず、その基本をほとんど学ぶことがない
そのため実戦で鍛える必要がある
十分な伝え方を身につける前に社会に出てしまったら、社会人としての信頼を失うかもしれない
会社に大きな損害を与えてしまうかもしれない
人間関係を良好に保つコツは「伝え方」にある
伝え方を学んでいないと、人生で本当に損をする
良好な人間関係を保つには正しいことをそのまま伝えればいいわけではない
同様に、何かを聞かれたときに正直に答えればいいわけでもない
正直に返答する際にも「伝え方」をわきわえなければ関係に大きな亀裂が入ってしまう
「忙しいので、無理です」という返事ではそのことが相手に伝わらない
なにかを依頼されたときにひと言目に「NO」で返すのは絶対にやめてください
最初のひとことで、相手の心をつかむことが大切
ビジネスにおいてはおもしろい話、役に立つ話、得する話でなければ、聞いてもらえない
大切なのは、最初のひと言で心を掴むこと
心を掴むひと言として有効なのはつぎの3つです
強烈なメリットで夢を持たせる
NGは「新しいビジネスの提案をさせてください」
OKは「毎月100万円の安定利益を生み出すビジネスを考えたので、提案をさせてください」
強烈なメリットで一気に心をつかんで「提案させてください」と本題に入ることができなければ相手は話を聞かずにはいられなくなります
リスクを想像させる
NGは「当社の保険をご説明します。こちらは毎月3,000円の保険です」
OKは「もしご自身が死亡したとき、奥さまの生活がどうなってしまうのか?一緒に考えてみましょう
基本的に人は売り込まれることにあまり良い印象を持っていないため、相手に聞く耳を持ってもらえない
大切なのは、自分ごととして想像できるかどうか
夢のある未来を想像させる
NG「投資を始めたんだ、アメリカ企業の株を中心に買っています」
OK「何もしなくても3ヶ月ごとに1万円が入るようになったこれは誰でもできる興味ある?」
投資に興味がない人にとって、投資の話を聞かされるのは、あまり楽しいことではない
夢のある未来を想像させる方法を使って話を盛り上げるのがおすすめ
アピールの場では数字で語って強く印象づける
アピールする必要のある場面では「数字」がモノをいう
数字以外の言葉をいくら並べても相手にされないと思ってください
数字がないものは「具体性にかけている」
ここに数字を加えると、途端に訴求力が高まる
ビジネスの場では数字が大切
頑張り、心意気、プロセス、思いやりといったことはいくら言葉でアピールしても証明ができない
だからこそアピールしたいことを数字に変換する
数字で伝えられる実績がないときはそれまでの活動履歴を数字で示すとよい
物事の報告で大事なのは、結論ファースト
物事を報告するときは、結論から話してください
話の内容が結論になっていないことがある
NG「部長、結論として、お客様と話しました。内容は○○です。こちらでお客様は納得しました」
OK「部長、結論として、お客様は納得しました。 話した内容は○○です。」
良くない報告こそ結論をあとまわしにしてはいけない
視点を変えるだけで伝わり方は変えられる
ビジネスでもプライベートでも、なるべくネガティブな言葉を使わないことが得策
特に、他人のパーソナリティに関わる内容の場合、輪をかけてネガティブワードは禁句になる
物事にはすべて表があれば裏もある
どちらの面にスポットを充てるかによってネガティブにもポジティブにもなる
「優柔不断」は身長とも取れる
視点はちょっと変えるだけで世界は明るくなります
・注意、お願い、忠告・・これらはポジティブな表現をすることがオススメです。
言い方ひとつで、相手がどれだけ好意的に対応してくれるかが違ってきます
円滑な人間関係にはネガティブからポジティブの変換が最高の武器になります
相談をするときは内容と所要時間を先出しする
何についての話なのかがわからないと相手にいらぬ不安を与えてしまう
相手に気を遣わせない配慮が必要
相手に相談を持ちかけるときはまず、要件と所要時間を相手に伝える
報告は事実9割、解釈1割が黄金バランス
まずは事実を並べて、最後にひと言自分の解釈を付け足すこれで十分
相手は知りたいことがわかれば、ストレスも生みません
事実を伝えるためには、言われたことをそのまま報告してください
事実か解釈かの判断に迷った場合は数字を出して伝えてください
部下のメンタルは上司のひと言次第
ミスというのは、報告が早ければ早いほどフォローがしやすい
ミスをしたときに上司のすべきことはリカバリー
リカバリーをスムーズに行うステップ
ねぎらう
対応策・改善策を練る
安心させる
気持ちを未来に向ける
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