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【JavaScript】命令一覧


注釈(コメント)

//        一行の注釈
/* ~ */ 複数行の注釈

注釈(コメント)です。注釈部分は処理されず無視されます。
//は1行のみ、/*~*/は複数行に渡って注釈することができます。

説明

プログラムになにかを処理しているのか、使用にあたっての必要事項などを記述する場合に使います。

プログラム例

<html>
<head>
<title>sample</title>
<script language="JavaScript">
<!--
  // alert("S1");
  /*
  alert("S1");
  */  
// -->
</script>
</head>
<body>
コメント
</body>
</html>

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ループ構造

break    ループ/ブロックから脱出
continue 先頭に戻りループ/ブロック継続
ラベル    ラベル名

説明

breakはfor,swich, do..while,while,if...elseのループ/ブロック処理から抜けます、continueはループ/ブロックの先頭に処理をもどします。

break,continueともにラベルを使用することができます。
ラベルはアルファベットで始まりアルファベット、数字、アンダーバーで構成される文字列で最後に:(コロン)を付加する必要があります。

if  ( a == 1 ) break 

aが1だったらループ処理を抜ける

if (  b == 2 ) break 

bが2だったらループ処理を抜ける

サンプル

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>
break , continue
</p>
<p>
<script language="JavaScript">
<!--
for(i = 0 ; i < 9; i++) {
  
  if(i < 7 ) continue;
  document.write(i,"<br />");
  
}
for(i = 0 ; i < 9; i++) {
  
  if(i < 7 ) break;
  document.write(i,"<br />");
  
}

// -->
</script>

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繰り返し処理

do ... while  条件を満たしている間隔を繰り返す
for           指定回数を繰り返す
for ... in    プロパティ数回繰り返す
while         条件を満たしている間隔を繰り返す

説明

do ... while,whileは条件を満たすまで{ }内の処理を繰り返します。
do .. whileは条件を満たしていない場合でも最低1回は{ }内が処理されます。
whileの場合は条件を満たしていない場合は一度も{ }内は処理されません。
forは指定回数{ }内の処理を繰り返します。

do {
  alert("ヒット!");
} while(n > 10)

説明:
nが10未満の場合「ヒット!」とアラートダイアログに表示する


for( i = 0; i < 10; i++) {
  // 10回繰り返す
}

説明:
10回繰り返す

for(  i in document )

説明:
documentオブジェクトに含まれるプロパティ数回処理を繰り返す。

サンプル

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body> 
<p>new , this, with</p>
<script language="JavaScript">
<!--
n = 1;
do {
     document.write(n,"<br />");
     n++;
}
while( n < 5 )

for(i = 8 ; i < 9 ;i++ )
{
    document.write(i,"<br />");
}

for( i in window)
{
    document.write(i,"<br />");
}
//-->
</script>
</body>
</html>


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関数定義/リターン

function    関数定義
return      関数から戻る

説明

functionは関数を定義します。returnは関数内から呼び出し元に処理を展開。
returnは呼び出し元に値を返すこともできます

function abc (){
aaa = 1000;
}

説明:
abcという名前の関数を定義する。

function abc(gn) {
  return 2020;
}

説明:
abcという関数を定義し、2020(数値)を返す。

サンプル

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>
function ... return
</p>
<script language="JavaScript">
<!--
    function abc(nm) { return "popup is "+nm; }
    data = prompt("popup is","");
    document.write(abc(data));
// -->
</script>
</body>
</html>

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条件分岐

if ... else    条件分岐
switch ... case ...default 値による分岐

説明

if ... elseは条件分岐処理を行います。if( b == 1 ) a = 0; else a = 9;の場合、bが1であれば a = 0が実行され、そうでない場合 a = 9 が実行されます。else は省略することができます。switchは1つの変数が複数の値により分岐する場合に有効です、defaultはcaseで指定された値以外の場合に続く命令を実行する。


if ( a == 0 ) b = 1;

説明:
aが0の場合bに1を代入する。

if ( a == 0 ) b = 1; else  b = 2;

説明:
aが0の場合bに1、そうでない場合bに2を代入する。

switch(age) {
    case 10; alert(" 10歳ですね"); break;
    case 20; alert(" 20歳ですね"); break;
    case 30; alert(" 30歳ですね"); break;  
}

説明:
age の値により分岐する。

サンプル

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>
function ... return
</p>
<script language="JavaScript">
<!--
    data = prompt("数字を入れてください","1");
    if(!data)
    {
        alert("データを入れてください");
    } else {
        switch(data)
        {
            case 1: alert("1ですね。"); break;
            case 2: alert("2ですね。"); break;
            case 3: alert("3ですね。"); break;
            default: alert("1,2,3以外ですね。");
        }
    }
// -->
</script>
</body>
</html>

注意

case文の最後はbreakでブロックから抜けるようにしてください。
breakで抜けない場合は以後に続く命令まで実行してしまいます。

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オブジェクト/生成/省略

new     オブジェクト生成
this    オブジェクト自身
with    オブジェクト名省略

説明

newは新しくオブジェクトを生成します。
thisはオブジェクト自身を示します。
withを使用すると指定したオブジェクト名を省略できます。

theDate = new Date()

説明:
変数theDateに新しく生成されたDateオブジェクトを代入する。

ths.myage = 4

説明:
オブジェクトのmyageプロパティに数値4を代入する。

with(Math) { ~ }

説明:
Mathオブジェクト名を省略する。

サンプル

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>
new,this,with
</p>
<script language="JavaScript">
<!--
    function obj(n)
    {
        this.N = n * 2;
    }
    
    newObj = new obj(3);
    
    with(document)
    {
        write("newObj.N = ",newObj.N);
    }
//-->
</script>
</body>
</html>

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変数宣言

var  変数宣言

説明

変数の宣言を行います。省略することもできます
変数名は英数字で始まり0~9、英数字,_(アンダーバー)で構成されています。日本語を変数にすることはできません。
グローバル変数はどこでも参照や変更ができます。
ローカル変数は関数内でのみ参照/変更することができます。
ローカル変数は関数内でvarを付けて宣言します。

fname = 1

説明:
変数fnameに数値1を代入する。

myName = "Y.Sekino"

説明:
変数myNameに文字列Y.Sekinoを代入する。

theDate = new Date()

説明:
変数theDateに新しく生成されたDateオブジェクトを代入する

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>
new,this,with
</p>
<script language="JavaScript">
<!--
    var a = 1;
    var b = 2;
    var c = 3;
        d = 10;
    
    function change()
    {
        var b = 4;
        c = 5;
        var d = 11;
       
    }
    change();
    with(document)
    {
        write("a = ",a,"<br />");
        write("b = ",b,"<br />");
        write("c = ",c,"<br />");
        write("d = ",d,"<br />");
    }
//-->
</script>
</body>
</html>

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