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【マーク・フォースター著】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則【読書感想文】

これは、最強の時間管理術を教えてくれる本です。

人には2つの脳がある

仕事に追われる原因は脳にあるからです。

人間には「理性の脳」「衝動の脳」の2つの脳があります。

理性の脳は「思考」→「決断」→「行動」という順番で動きます。
衝動の脳は「刺激」→「反応」という動物的な働きをします。

基本的には「衝動の脳」のほうが「理性の脳」より優位に立っているが
100発100中というわけではありません。

つまり計画の達成は「理性の脳」の活躍にかかっています。

だからこそ「理性の脳」を優位に動かすためのコントールシステムを作ることが必要です。

集中力を継続できればうまくいく

集中の対象があなたの生きる環境になる・・・という法則があります。

人間の脳というのは適切な対象に集中できれば
とてつもない能力を発揮することができます。

集中力がないのではなく、いろんなときに集中はしているが集中の対象がコロコロと変わってしまっていることです。

脳の力をフル活用するためには、1つの対象への集中力の継続が必須です。

逆に仕事がうまくいかない理由は「十分な集中力が継続しない」ということです。

成功の理由というのは「つまり、十分な集中力を継続したこと」になります。

抵抗感を味方につける

仕事に追われてしまう原因となるもう1つの理由が「抵抗感」です。

わかりやすくいうと「この仕事はしたくない」という気持ちです。
抵抗感が起きると「後でやればいい」という先送りにつながります。

抵抗感が発生するのは「ある行動がそのほかの行動より難しい」と感じるときです。

逃げれば逃げるほど抵抗感は大きくなる」という法則があります・
つまり仕事を先送りすればするほど、さらに取り掛かるのが難しくなってしまうということです。

だが、この抵抗感は使い方次第では味方にもなります。

抵抗感を克服して、一度仕事に取り掛かってしまう
今度は仕事を中断することへの抵抗感が生まれ仕事を続けるのが楽になってきます。

目標を明確にする

1つ目の原則は「明確なビジョン」が存在することです。

ビジョンというのは「達成したい目標」のことです。
明確なビジョンがあれば「なにをするか」がハッキリ決まってきます。
そしてビジョンを明確するためには「なにをしないか」をはっきりさせるのがポイントです。

1つのことに集中する

仕事で成果を出すために「もっといろんなことを頑張らなければ」と思ってないでしょうか?
ほとんどの場合やるべきことは「その反対」です。

成果が出ない原因は「仕事を抱えすぎる」ということです。
あくまで成功へ王道は「1事に集中し、できたら次に進む」ことです。

1つのことを決めたら

  1. 完了するまでその課題に集中する

  2. 完了するまで他のことは手を出さない

これで少なくとも1つは「いつかやろう」と思っていたことが片付きます。

新しい仕事にすぐ反応しない

「作業をしたいたらメール着信があったので、仕事を中断してメールを読んだ」
「急に別の仕事を頼まれたのでそれにとりかかった」という感じのことはないだろうか?

そうやって新しい仕事にすぐ反応していると、常に仕事にい追われる原因になります。

そうならないためにも

  1. 今すぐ

  2. 今日中に

  3. 明日やる

の3つに整理することです。

そして、新しく発生した仕事は基本的に
「3.明日やる」に分類することがベストです。

ようは、「仕事に必要以上の緊急性を与えない」ことが重要です。

クローズ・リストを作る

ここまで!」というラインが引かれた仕事のリストのことです。

  1. クローズ・リストの仕事は、新しい仕事によって邪魔されない

  2. クローズ・リストの仕事は、続ければ必ず減っていきゼロになる

  3. リストの仕事はすべてやる前提なので優先順位も不要

きょう発生した仕事は明日やろう

原則1. 新しく発生した仕事は「明日やる」を基本にする
原則2. クローズ・リストを使う

この2つの原則が「マニャーナ法則」になります。

マニャーナの法則こそ、明日まで待てないほど緊急な仕事はそうない。という考え方です。

言い換えれば「きょう1日に発生する仕事を集めて、次の日に必ずやる」ということです。

もっと、マーク・フォースターさんの【仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則】を読みたい人は!

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