AIの進化が目まぐるしい. 特にAGI(汎用人工知能)が実現したら, 人類の7割(勝手な予測だが)は仕事量が圧倒的に減るだろう. "減る"というのはマイルドで, 厳しい言い方をすれば, "失う"かもしれない. ここで7割と予測したのは, 単純にホワイトカラーの割合がそれぐらいといわれているからである. そのような時代に仕事を生きがいとしたいのなら, 今ある仕事に何かしらの付加価値をつけていくことが重要であるはずだ. また, そのような付加価値となるものは, 誰でも思いつく
ちょっと小話から入らせて. 長期のエンジニアインターンを終えて, 大学復学まで時間があるということで地元の宮古島に帰ってきた. 秋学期からの復学になるから, 約1年, 自由な時間がある. バイトはしなきゃいけなかったから浪人時代に新聞の校正のバイトをしてた新聞社に電話して「また働かせろ〜」って言ったら, 「今, 校正は足りてるんだよね〜. でも提案があって, 今うちは記者を雇うんじゃなくて、記事の買い取りをやってるのよ. だから, それでだったらいいよ」っ
はじめに小説好きの友人と共同開発した小説紹介サイト「ノベルバース」について、使用技術や開発過程で直面した課題、そしてセキュリティ面での取り組みを紹介します。 サイト概要サイト名:ノベルバース (https://www.novelverse.net) ノベルバース(以下、本サイト)は、次に何を読もうか迷っている人が最新情報を元に、手軽に小説を探せることを目的に設計されました。ユーザーは多様なカテゴリーや作家名から小説を探索し、お気に入りの作品をブックマークできます。また、
「体験の少ない子供時代」の意味「体験の少ない子供時代」というテーマは、一人の若者の成長過程を通じて浮かび上がるものである。彼の幼少期は、両親の離婚、母親の精神障害、そして祖母との暮らしという厳しい環境から始まった。祖母の貯金が底をつき、生活保護を受けることになったため、以前のような遠出や文化的な体験が難しくなった。これが、彼にとって「体験の少なさ」を象徴する出来事であった。 制約された体験の中での成長 高校を卒業した彼は、家計の半分を支えることになった。音楽が好きだったが
最近、子どもの体験機会の格差が話題になっている。この格差、実は経済的な要因だけじゃなく、親の経験も大きく影響しているそうだ。ここでは、お金、放課後、休日の過ごし方における体験格差について掘り下げてみよう。 「お金」が生む体験格差驚くべきことに、有料・無料関係なく「体験ゼロ」の子どもが15%もいる。無料イベントにすら行けない理由には、交通費の問題だったりする。低所得世帯の子どもは、自転車すら持ってないケースもあって、友達からの誘いにも乗れないことがあるのだろう。 お金以外に
1. HTTPHTTP(Hypertext Transfer Protocol)は, クライアントとサーバー間でデータを転送するためのプロトコルである. 主な特徴 : ・ ステートレス:各リクエストは独立しており, 前回のリクエスト情報を保持していない. ・ クリアテキスト:デフォルトでは暗号化されていないため, HTTPS(HTTP over SSL/TLS)の使用が推奨されている. HTTP認証 HTTP認証は, WEBサーバーがクライアントの身元を証明するための
多くの人が, ひたすら働いてお金を稼げば自分や家族が幸せになれると考えている. しかし, 子供の視点から見ると, お金はそれほど重要ではないことに気づかされる瞬間がある. 今回は, そんな幸せとお金に纏わる話を紹介したい. 借金を抱えて家出した父親 ある男性の父親は, 借金, 暴力, 女性問題など典型的な問題を抱えるダメ親父でだった. ある日, 男性が家に帰ると母親は何も告げずに弟と妹を連れて実家に戻ってしまった. 男性の家は常に貧乏で, 父親が
子供のやる気を引き出す親の声かけ 親が子供を褒め, 子供の野心を満たすような言葉をかけることで, 子供は前向きになりもっと頑張るようになる. 子供が不安な時には「パパ(ママ)がついているから大丈夫だよ」と励ますことで, 子供は「パパ(ママ)がついているから僕は大丈夫なんだ, 強いんだ」と自信を持つようになる. 子供の野心を育てる親の声かけ 精神分析学者で, 自己心理学の創始者でもあるハインツ・コフートは, 親によって子供の心に「野心の極」が形成されると
文系高卒の駆け出しひよっこエンジニアがコンピュータサイエンスを独学し, その備忘録として記事を書いていく. アルゴリズムアルゴリズムって単語を聞いて, 頭の中で何となくのイメージを持つこはできるが, 言語化できない人は意外と多いと思う. 自分もそうだった. アルゴリズムとは, 何か物事をするときの手順を示したもの, というざっくりとした認識でOKだと個人的には思っている. 料理のレシピや目的地への行き方などが, 非エンジニアの方でもわかりやすい例えになるの
コンピュータサイエンス(以下, CS)を学びたい「あなたへ」だなんて, まるで自分がその道のプロでこれからCSを教授するかのようなタイトルをつけたが, これから書いていく記事は私の備忘録兼, 学習のちょっとしたお裾分けである. というのも, 僕は現在, 現役のプログラマーとして日々社畜っているのだが, CSをちゃんと学んだことがなかった. 大学は情報系ではないし理工系でもない. というか中退している. 高校の頃に情報の授業が必修だったから少しだけ
社会学(家族社会学)の研究者になろうと思ったり, 起業したいと思ったり,映画を作ってみたいと思ったり, 小説を書いて新人賞に送って撃沈したり, 長らくお世話になるだろうな-と思っていた学習塾のバイトと大学をいったん保留にして横浜から兵庫に引っ越してプログラマーになっちゃってたり, 妄想だけじゃなく, たくさん行動に移すことができた1年だったと, 改めて思う. そして, まだ2023年ではあるが, すでに2024年を通して実行したいことで頭がいっぱい. 例えば, ずっと
駆け出しのエンジニアだったり, モダンなプログラミング言語を学び始めたばかりの人が一度は足踏みするであろう概念の一つが, オブジェクト指向(以下, OOP)である. かくいう私も, 独学でやっていたプログラミングを仕事にするまでは, 触れていたはずのOOPについて, 1ミリも理解していなかった(今もフワッとしか分かっていないが…). そこで, OOPについて腰を据えて理論的に学んでみようと思いたったのが昨日で, そこから急いで本屋に行き, OOPについて学べる参考書的
私たちは、文化として、子供が生まれれば神社に参拝するし、七五三で神社を訪れる。「ほう、神道か」と思いきや結婚式は教会で挙げ、葬式はお寺で行うことが当たり前になっている。 宗教への関心はあるくせに、信仰を持とうとしない日本人(私も含め)の宗教観とは、どうなっているのだろうか。 世界の宗教観 世界を見渡せば、ほとんどの国で敬虔なる何かしらの信仰を持った人たちを見ることができる。例えば、中東(アフガニスタン、イラン、イラク、アラビア半島諸国)ではイスラム教徒が一日に5回、欠か
「死」の準備をするとき、人は宗教への関心が高まる。特に日本のような、特に信仰を持たない国の国民は、人の死や自らの死をきっかけにしないと宗教を肯定的に捉え、関心を持つことがほとんどない。 しかし、そんな無宗教国家日本にも宗教的なものへの関心は必ずしも無いこともない。スピリチュアルブームは定期的にやってくるし、パワースポット巡りを悪いことだと思っている人は少ないはずだ。 心の安寧を求めて宗教を求める 2011年3月11日、日本人は否応なしに「死」と向き合うことになった。 一
今回は、塾の効果が出やすい科目と、通塾率が低くても国内トップレベルの学力を誇る県の教育について見ていこうと思う。 数学の学力向上に塾は有効 少し古いが、関西都市圏を対象に行われた研究を紹介する。 この研究は、小学5年生と中学2年生という受験を直近に控えていない学年を対象にし、国語と算数・数学の学力調査の結果をもとに、通塾生と非通塾生との学力の違いについて検討している。 1989年と2001年に行われた調査結果を比較してわかったことを2つ示す。 1つ目は、塾に通うこ
日本の教育界の特色の一つに、学校外で子供が塾に通ったり、習字やそろばんといった習い事をする、ということがある。これは欧米諸国ではほとんど見られないことで、東アジア特有である。 外国人(ここでは欧米人)がよくする質問に、「塾って何?」という問いがある。それに対して我々日本人は、「学校の授業が終了してから、2〜3時間を私的な勉強教室(塾と捉えてよい)で予習・復習、受験の対策などをする場所」と答える人がほとんどだろうし、その通りである。 けれどこの答えに対して、さらに問いは続