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ウィズコロナ時代の映像クリエイターの働き方

こんにちわ、最近自転車を持ち上げた時にギックリ腰をかましてしまった映像クリエイターのヨナハラタイチです。腰年齢でいうと70歳くらいかと存じます。

今日はウィズコロナ時代の映像クリエイターの働き方について僕なりの考えを書いていきます。

はじめに、一瞬ぼくの自己紹介をさせていただくと
ぼくは沖縄で映像クリエイターとして独立して3年目のフリーランスです。
主にテレビCMや企業のPVなどを制作しています。

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企画、撮影、編集すべて1人でこなすスタイルで活動しており、
TVCMなど大規模な案件の場合は、撮影部、照明部、制作部、編集部などフリーランスを集めたり、制作会社から有志を集めてチームを組んでディレクターとして作品に携わることが多いです。
Youtubeでシネマティックvlogや動画編集チュートリアルなどを発信しているので、もしよければそちらもチェックしてみていただけると嬉しいです!

【youtube】ヨナハラタイチ/沖縄の映像クリエイター
https://www.youtube.com/channel/UCah6TDnZAIAZ6JvZF8BoB9g/

パンガン


ということで、本題に入ります。


🔽なぜ”アフターコロナ”でなく”ウィズコロナ”なのか?

2020年4月現在、コロナウィルスの感染拡大は未だに終息の糸口さえも見ええていない状況です。
一部では夏頃にかけて終息を迎えるという話もあるのですが、あくまでもそれは多くの人の希望的観測であって、ぼくの考えでは、劇的な治療薬が開発されるまでは終息はなく、コロナウィルスありきの”ウィズコロナ時代”が当分の間続くと考えています。

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フリーランスという生き方を選んだ僕は、仕事や生活など何かしら行動変化がある際には、常に”最悪のケース”を想定して行動するようにしています。
夏に終息すると想定した場合、夏までしか持ちこたえられないような短期的な施策行動しかとれませんが、ウィズコロナ時代がくると想定していた場合は長期的な施策行動を行うことができます。
現時点でコロナショックによるダメージや損失を補償するような施策を国は提示していませんし、正直ぼくたちが満足いくような補償を今後打ち出してくるとは思えません。

マスク2枚と魚券、お肉券では家賃は払えないので
今の状況にあった稼ぎ方、働き方を考えていくことが必要です。
自分の身と家族は自分でしか守れません。

ちなみに
実質無利子無担保の【新型コロナウイルス感染症特別貸付】という制度がありますので、興味があればそちらもぜひ調べてみるといいかもしれません。ぼくも現時点では生活できる程の資金体力とお仕事はありますが、今後どうなるのか本当にわからないので下記の借り入れの検討をしています。

【新型コロナウイルス感染症特別貸付】
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/pdf/covid_19_faq_jisshitsumurishika.pdf

もし僕が⬆️の借り入れを行った際には、手続き方法を記事化してみなさんにも共有できるようにしますね。

🔽案件のミニマム化、少数精鋭で成果を出す人材が求められる時代

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これはコロナウィルスの拡大前からの流れではありますが、大人数を帯同するような大規模撮影の数は本当に少なくなってきており、代わりに少数で動くミニマム案件や現場が増えてきたと実感しています。
ぼくはその要因のひとつとして
広告領域のバランスが一球入魂のテレビから、コンテンツの数勝負のネットへとシフトしていき、動画コンテンツの需要が大きく高まったから、ということが大きいと思ってます。

そのロジックはこう

[動画コンテンツが爆発的に増える] 

[1本の動画の制作単価が下がる]

 [動画制作に充てがう予算が減る]

 [ミニマム案件増える]

 ★少数精鋭で成果を出す人材が求められる★

追い打ちをかけるかのようにこのコロナショック
大所帯での撮影はロケ地や世間体的にも嫌遠されるだろうし
経済状況が悪化することを考えると、今よりもっとクリエイティブにかける制作費は縮小されていく為、低予算のミニマム案件が増えていくと思います。

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なので映像クリエイターとして
1人で企画、撮影、編集、マーケティングができる人材はバチクソ重宝されるだろうし
逆に今まで撮影だけ、編集だけ、企画だけ、マーケティングだけを生業にしていたフリーランスにはなかなかキツイ将来が待っているだろうと僕は考えています。
もちろん、それぞれのプロフェッショナルが集まり、力を集結して1つの作品を作った方がクオリティは高い場合が多いです。
ただ、そうも言ってられない程制作費が確保できない場合、クオリティの高い作品をコンスタントに出し、且つSNSマーケティングに強く、作品を作った後の拡散プロセスまで設計できる1人の映像クリエイターが選ばれる確率の方が高いと考えています。

結果、今後映像クリエイターとしてどのようになっていく事が理想かをお伝えすると

★拡散力を身につけたワンストップの映像クリエイター”
※ 大型案件の場合は “各分野のプロ集団を集められる人脈” を持っているとより重宝される

ぼくは現在マーケティングスキルを培う為にyoutubeやnoteでの発信
twitter、instagram、TikTok、facebookでの拡散方法について勉強しています。
自身のyoutubeアカウントで動画コンテンツを作り、各SNSのユーザー層に合った展開方法を考え実践し日々PDCAを回しています。自身で実践体験しないことには人にも伝えられないですもんね(´ε` )

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(こんな感じ笑)

あとはそれを楽しみながら持続していけると爆速で伸びていけると思っています。


🔽3DCGやインフォグラフなどのグラフィック動画の需要増加

これも、コロナショック前からの流れではあるのですが
撮影を必要としないグラフィック動画の需要が爆増するのではないかと僕は考えています。
インフォグラフィック動画ってあまり聞き馴染みがないと思いますので
こんな感じの動画だよーっていうのを下に貼っておきますね。

【インフォグラフィック動画 サンプル】
https://www.youtube.com/watch?v=OkEY5EYufk8
https://www.youtube.com/watch?v=cAo1hrkPeKM
https://www.youtube.com/watch?v=KKOQ9tkjuPk

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インフォグラフィック動画は撮影を必要とせず、人的コストもかからず、商品や訴求したいものをより視覚的に且つ明確に表現できるコンテンツです。

また、映像クリエイターにとっても、このインフォグラフィックや3DCGなどを扱えるというだけで付加価値がつきます。
なぜかというと、このインフォグラフィック動画など”人間”が出演せず、文字やアニメーションだけでサービスを訴求する技術というのは、高い国語力と編集技術が必要だからです。(いまのところ)

いまのところ、と付け加えたのは
むこう5年以内にはこのような動画はAI先輩が作れるようになっていて
テキストさえ人間が考えれば、同じような動画が一瞬で作れるようになってるだろう
と考えているからです。
こわっ・・・笑

話を戻します。

とにもかくにも
今後のウィズコロナ時代において、人的コストの少ない高クオリティのコンテンツを生み出せるクリエイターは今よりももっと重宝される。
という事です。

ちょっとお金の話をすると
ぼくが以前3分程度のインフォグラフィック動画制作の案件を行った際は80万円程で受注しました。
実質手を動かした期間でいうと10日間程だったので、沖縄にしてはかなり高単価のお仕事だったと思います。
それほど、現時点では価値ある技術だし今後も需要が伸びる傾向にあると考えています。

じゃぁ、どのようにしてそれらの案件をこなせる程の技術を得られるか。

やり方は色々あると思いますが、僕がオススメするのは

■ Adobe の After effects のスキルを習得する
■ Cinema 4d や Blender などの3DCGスキルを習得する
■ 読書をして国語力を鍛える

です。

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After effects は2Dや3Dでのグラフィカルな映像編集が実現できるソフトで、Cinema 4d や Blender は3DCGに特化した映像表現を行う際に使えるソフトです。
しかも Blender は無料w (やばいですよねw)
ちなみにぼくは、インフォグラフィックなどの案件の場合はAfter effectsをメインで使用しています。
Cinema 4d や Blender は勉強中。ゴリゴリの3DCGの依頼がきた場合は知り合いの凄腕3DCGマンとチームを組んで対応します。
あとは「読書」!!
国語力というか、ストーリーテリングという話の組み立て(構成)のスキルを向上させる為に、すごく有効な方法だと思います。

コロナショックの影響で家にいる時間が増えていると思いますので、是非この機会に After effects やBlenderなどのソフトについて勉強してみてはいかがでしょうか?
かなり世界が広がると思いますよ。

僕がオススメするAfter effectsのハウトゥー動画クリエイターはコチラ
(無料で質も高くセンスも良い!!超勉強になります!!)

ダストマンTips
https://www.youtube.com/channel/UCDwwZiOLmFWV_YmOgAks5Ug

スクリーンショット 2020-04-02 20.01.55


🔽脱・クライアント依存!!自分で収益を生み出す

僕がこれからのウィズコロナ時代を生き抜くための方法として、今チカラを入れている分野のお話をさせてください。

それは「脱・クライアント依存」です。

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どういうことかというと

今ぼくの収入源の9割は「クライアントからもらったお仕事」での収益です。
なので、コロナショックの影響でクライアントが「お金なーい!」「動画作る余裕なーい」「イベントできなーいから撮影キャンセルー」
という
ないないララバイ状態に入ってしまったら、当然の如くぼくの収益はだだ下がりしていく訳です。
それはぼくの収益の9割が「クライアント依存」の仕事であることが原因です。

じゃぁ、今後どうしていくのか・・・・

ぼくの出した答えは


★徐々にクライアント依存の仕事から、自身のスキルを収益化できる仕事にシフトしていく


です。


「自身のスキルを収益化できる仕事」というのは
どういう事かというと

わかりやすくいうとYoutubeの広告収入や動画編集に関する情報商材を作り販売する
など
自身が持っているノウハウを、それを求めている人に販売し収入を得る
という事です。
(Youtubeの広告収入はハードル高すぎるので全く狙ってません笑)

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こういうことを言うと
「うさんくせぇ〜」
と言う人が必ず出てきます。

でも僕的には、それをうさんくさいと捉えてしまう程、思考停止している人の方が厄介だと思っています。
(なんか日本人てお金を稼ぐ事に対してすごく偏った考えというかネガティブ意見持ってる人多いですよね)

これからの時代、自分で収益を生み出す。自走できるチカラを持っている人がどんどん増えてきます。
それは投資なのか、広告収入なのか、はそれぞれですが、それほど今の日本の経済状況からすると未来を見据えて自走できる仕組みを作らないとマジでヤバい。というのが僕の考えです。

リアルな話でいうと、ぼくはフォロワーを増やしていき、動画編集のスキルアップに関する情報商材を作ってオンライン販売したり、オンライン講師、noteやbrainなどを使ったノウハウの販売などで生計を立てれる事を当面の目標にしています。
もちろん、今やっているテレビCM制作や、企業のPV制作は継続した上でです。
なので、近い将来的には


「クライアントから得た収益」 4
「ヨナハラタイチが生み出した収益」 6


の割合にまで持っていきたいと思っています。

🔽まとめ


先行きがほんとうに見えない時代、そんな”ウィズコロナ時代”に映像クリエイターとして生きていく方法

それは

■拡散力を身につけたワンストップの映像クリエイター”になること
※ 大型案件の場合は “各分野のプロ集団を集められる人脈” を持っているとより重宝される

■3DCGなど、まだ母数の少ない技術スキルを身につけること

■クライアントに依存しない、自走し収益を得れる仕組みをつくること

です。

これはあくまで僕個人の考えですが、要は”いかにロジカルに速く行動できるか”が一番のキーポイントだと思います。
なんにせよ行動が速い人間が上にいく事ができます。
(これは自分に言い聞かせてるんですw)

最後にお願いというか希望というか、、
ぼくは本当勉強不足でまだまだ知らない世界がたくさんあると実感しています。
なので、こういった方法もあるよーとか
こんな感じがいいんじゃないー?
などなど
色々なご意見をいただけると嬉しいです♪( ´▽`)
みんなで知識を得て、このウィズコロナ時代を乗り切っていけるといいですね!
最後はやっぱり”人との繋がり”が未来を明るくすると思うので!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回の記事も読んでいただけると嬉しいです!!
ばいばい!


🔽ヨナハラタイチ    INFOMATION🔽

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