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【ウラ人生相談所】Vol.23 「やりたいこと」がない人へ。ズバリ!こう考えよう!

この「ウラ人生相談所」では、悩める市民たちが「オモテでは聞けないこと」を、見知らぬ浮浪者に相談している様を、文字起こしダイジェストでお送りする。

相談したいひとは、詳しくはここから↓

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なんだかんだ月100人くらいは捌いている相談所である。今日も来客があるみたいだ。それでは。

今回はここ↓から引用。【63回 51:44 】

(文字起こし すぺしゃるさんくす 書遊びマン)


やりたいことがなくて、仕事が選べない

「17歳女です』

『はい、今日は何?』

「いま高校生2年生で、進学せずに就職して生きてこうって思ってて。色々仕事とかも探してみてるんですけど、

やりたい仕事とか、何をして稼いで生きていくかとか、全然わからなくて。こういうときってどうすればいいのかなと思って」

どうすればいいっていうのは?』

「先生とかにも{何をしたいの?}って言われるんですけど、特にしたいことがなくて。{何をすればいいんだろう?}ってとこでずっと止まってて」

『はいはい』

「もう、そこからずっと{どうしようどうしよう}みたいな感じで悩んでて」

『どうしたらいいかって話?』

「はい」

ここに3匹のポケモンがいるじゃろ?

『どうしたらいいかは知らないですけど。まぁゲームでもなんでもそうですけど、プレイ時間が短い人っていうのはゲームよくわかんないじゃないですか』

「はい」

『例えばポケモン始めますって時に、{全然やったことないんだよな〜}って思いながら急に3択迫られるわけじゃないですか。赤・青・緑って』

「はい」

『で、熟練のやつは{緑はやめた方がいい}ってなんか言うんですよ。なぜかわかんないけど。{なんで?}って思いながら、{じゃあ赤か青・・}って言ってると、{いや青の方がいいよ!}って言われるわけですよ。

でもそれで判断するしかないじゃないですか。だって最初はわかんないから。若い時っていうのはそういうことで、つまりプレイ時間が短いからゲームがよくわかんないんですよね。

そうなってくると{なんとなくこれが1番マシじゃない?}ってというところを選ぶしかない。

あるいは{俺はこれで失敗してもいい!なぜならこのポケモンは可愛いから!}とか、そういった自分の選ぶ基準を持たないと選べないんですよ。なぜなら全てがわかる時っていうのはないから。

「なるほど」

とりあえず殿堂入りしとこう

『例えば仕事が1万個ありますってなった時に、1万個調べてたら人生終わるじゃないですか』

「はいw」

『ポケモンもそうじゃないですか。全種類見た後にどのポケモンを育てるか考えてたらポケモン始まんないじゃないですか。

それよりも、とりあえず四天王まで殿堂入りしてみて、わいわい遊んだ中で、{あ、このポケモンが強いんだな}とか{このポケモンが好きなんだな}って思ったらそいつを育てるわけじゃん。

とりあえず暫定で進んでいくしかなくて、その後で{あれこっちの方がマシじゃない?}っていうのを無限回繰り返していけば、そこそこマシなとこに行くんじゃないかな』

「わかりました」

『はーい(ブチッ)(通話終了)
 

浮浪者の感想

『そうねー。
1番マシなのをずっと
アップデートしていくしかないよね』

「やりたいことがない」から、脱却するには?


これは4000人に奢られた上での偏見というか、こうしてウラ人生相談所を過去100回(一回平均1.5~2時間)ほど開催してきた上での偏見なのだけれど。

多くの「やりたいことがない」という嘆きは、ある1つの執着から生じているような気がしている。

子供の頃は、仕方ない。見たことあるものが少ないんだから。でも、20歳を超えて、これから就活で、あるいは、何年も会社で勤めてみて、それでも、「やりたいことがない」。そういう人もたくさんいるだろう。おかしい。どうして?

なにが私たちを「やりたいことがない」という状態に陥れるのか?

それは、、、、、


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